NHKで激レアさん

 NHKや複数の民放で同じような話題を放送することは良くあります。NHKの番組を民放が真似することもありますが、NHKが新番組で民放のバラエティで取り上げられた話題をそのまま放送するとは驚きました。テレビ朝日の人気バラエティ「激レアさんを連れてきた。」に出演した(2017年12月4日)旅館の女将雪崩に巻き込まれ58時間車内に閉じ込められて救出されたエピソードがNHKで4月から始まった新番組「逆転人生」の第2回で取り上げられていました。番組が続くとネタが無くなって、過去に別の番組や民放など別の局で取り上げられた話題を焼き直しで番組にすることはあるかもしれませんが、新番組の2回目でやるとは驚きです。NHKの番組制作力が衰えているのではないでしょうか。NHKが視聴率をとろうと民放のようにバラエティを量産する必要はありません。NHKにはETV特集のような、視聴率に縛られる民放では作れないような番組の制作に注力してもらいたいものです。

at 07:14, kameriki, 雑感

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ソーセージからアフリカ豚コレラ

 中部空港の検疫で中国から持ち込まれたソーセージから感染力のある生きたアフリカ豚コレラウイルスが検出されたと報道されました。岐阜県などで発生している豚コレラウイルスの感染拡大が収束しない状況で、更に感染力が強い異なるウイルスであるアフリカ豚コレラウイルスが海外から持ち込まれたら養豚業は大変な損害を被ることになります。日本で買うソーセージにはパッケージに「そのまま召し上がれます」などと書かれていて、加熱加工されていますからウイルスが生存していることは考えられません。アフリカ豚コレラウイルスは人に感染しませんから食べても問題ありませんが、このウイルスが検出されるということは他のウイルスや細菌が存在することも考えられます。中国では十分加熱して食べた方が良さそうです。もちろん、うっかり日本に持ち込むようなことのないよう注意も必要です。

at 07:41, kameriki, 雑感

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コンパクトシティ実践ガイド

 コンパクトシティの考え方、各地の事例、国交省の発出した「健康・医療・福祉のまちづくりの推進ガイドライン」と題した技術的助言などの参考資料が掲載されています。

 行政に携わる人には分かるのかもしれませんが、素人の私には読んでも良く分からず「実践ガイド」とはなりません。各地の事例はすべて成功例として記載されているものと思いますが、「まちづくり」として本当に成功しているのか検証が不十分と感じました。

 富山市は市長がコンパクトシティを標榜していますが、本書には富山市の事例として統廃合で生じた中心市街地にあった小学校の跡地を利用して公設民営で「角川介護予防センター」を設置した事例と「まちなかへの外出促進」を目的として設置されたイベントスペース「グランドプラザ」が紹介されています。

 巻末の参考資料に病院、調剤薬局、社会福祉施設を設置する場合の国交省と厚労省の支援制度が掲載されています。おそらく同じ施設を対象にしていると思われる様々な名称の補助事業が実施されているように見えます。どの補助事業に応募すれば良いのか素人には良く分からない、複雑な補助金の実例のように感じました。

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at 07:55, kameriki, 書籍紹介

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正直な副大臣

 下関と北九州を結ぶ新しい道路の建設計画について国交省の直轄事業として調査するため国交副大臣が首相と副首相を忖度して予算を付けたことを自ら暴露しました。事実ではないと発言を撤回して謝罪しましたが、優先順位の低い道路建設が直轄事業に格上げされた事実を見れば、忖度されたのでしょう。塚田副大臣、正直なところは好感が持てますが、公共事業の予算配分を恣意的に行っている方は副大臣どころか議員としてもふさわしくないでしょう。

at 09:01, kameriki, 雑感

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値上げの春

 4月から大手乳業メーカーの牛乳が値上げされると聞いていましたが、これまで大手ブランド品を買っていなかったのでピンときませんでした。スーパーに買い物に行って牛乳の販売価格を見ると、いつも購入しているプライベートブランドも10円上がっていました。いつも飲んでいた野菜ジュースは既に3月から30円上がっています。政府や日銀は総力を挙げて物価を上げようとしている(デフレからの脱却)わけですから、政策の効果が現れているとも言えます。

 消費税増税前から既に庶民の生活は苦しくなっています。

 国政選挙ではありませんが、統一地方選も政権への意思表示の機会の一つです。新元号発表のお祭り騒ぎに惑わされず冷静に意思表示をしましょう。

at 07:53, kameriki, 雑感

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早死にの開業医

 「医者の不養生」などと言われますが、岐阜県保険医協会の調査結果は衝撃的です。2008〜17年の10年間に、岐阜県保険医協会を死亡退会した85人の死亡時年齢は平均70.8歳で、厚労省統計の死亡時平均年齢(2015年)、男性77.7歳、女性84.3歳と明らかな差があったとのことでした。85人の内訳は、医科会員が60人、歯科会員が25人、男性が76人、女性が9人とのこと。死因など差が生じた原因の検討はしていませんが、「医者の不養生」よりも過労が原因と考えるほうが確からしく思います。

 過労死ラインまでの長時間勤務を認める「勤務医の働き方改革」の議論が問題となっていますが、開業医の過労についても調査が必要ではないでしょうか。

at 07:46, kameriki, 医学

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新元号の疑問

 新元号が「令和」と発表されたことを伝えるニュースで天皇陛下の御名御璽(署名・押印)を得て公布されると報道されていました。元号は昭和54年に制定された元号法に「1 元号は、政令で定める。2 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。」とだけ規定されているもので、憲法違反とならないよう天皇陛下と関係なく政府が決めることになっているはずです。今回は生前退位で事前に新元号が公表されましたが、陛下が崩御されてからの元号制定であれば、死後に署名することはできず、陛下の署名が必要であれば新しく即位した陛下が署名することになります。新元号の公布前に退位する陛下の署名押印を得るという手続きに疑問を感じました。ところが、調べてみると憲法7条に規定された天皇の国事行為として、陛下は今回の元号制定に限らず、公布するいろいろな法律に署名・押印していたことを知りました。勉強になりました。

at 07:57, kameriki, 雑感

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ホモ・デウス 下

 著者はこの本の結論として、「1 科学は一つの包括的な教義に収斂しつつある。生き物はアルゴリズムであり、生命はデータ処理であるという教義だ。2 知能は意識から分離しつつある。3 意識を持たないものの高度な知能を備えたアルゴリズムが間もなく、私たちが自分自身を知るよりもよく私たちのことを知るようになるかもしれない。」とサピエンスの歴史を考察しています。この考え方は本書でデータ至上主義もしくはデータ教と呼ばれています。著者はこの「三つの動き」のそれぞれに対して、「生き物はアルゴリズム、生命はデータ処理にすぎないか? 知能と意識のどちらが価値があるか? 3が起こったら社会や政治や日常生活はどうなるか」といった問いも投げかけて本書は終了しています。

 「人間至上主義」では、神ではなく「汝の感情に耳を傾けよ」と命じていたのが「データ至上主義」になれば「アルゴリズムに耳を傾けよ」になると言います。そして、「情報の自由」を擁護しますが、「表現の自由」とは違います。表現の自由は人間に与えられ好きなことを言うことも何も言わないことも権利として保護されますが、情報の自由は情報に権利が与えられ「人間がデータを所有したりデータの移動を制限したりする権利よりも、情報が自由に拡がる権利を優先する」と言います。人類を単一のデータ処理システムと解釈すれば一人の人間はシステムのチップ(プロセッサー)で人類の歴史は「1 プロセッサーの数を増やす。2 プロセッサーの種類を増やす。3 プロセッサー間の接続を増やす。4 既存の接続に沿って動く自由を増やす。」の4段階でシステムの効率を高めた過程と捉えられるようです。政治制度もデータ処理システムで民主主義は分散処理、独裁制は集中処理、20世紀後期の環境が分散処理を優位にしたが、21世紀にデータ処理の条件が変化して分散処理つまり民主主義の優位性が薄れるかもしれないと言います。

 著者はデータ至上主義とならんで人間至上主義の価値観に固執しテクノロジーを使って優れた人間ホモ・デウスに進化させるとする「テクノ人間至上主義」についても紹介しています。この思想は巨大な開発途上国のエリート層に、大衆医療を提供して平均的な健康水準を引き上げるより「一握りのアップグレードされた超人」を作り出す方に投資するよう誘惑するかもしれません。

 本書では人間至上主義の危機について様々な例から考察しています。難民問題の考察を例示し、共通の絆を持っている集団内でしか民主的な選挙は機能せず、「選挙は、基本的な事柄ですでに合意している人々の間での意見の相違を処理するための方法」と言います。進化論的な人間至上主義では人間が戦争を経験するのは有益で不可欠、戦争で自然選択が発揮されると主張します。

 「物語る自己」にはピークの瞬間と最後の瞬間を思い出し両者の平均で経験を査定する「ピーク・エンドの法則」に従うと、心理学の実験を紹介しています。痛い注射の後にお菓子をもらえば小児科での経験は痛手にならず、出産の最後と産後数日コルチゾールとベータエンドルフィンの分泌で多幸感が得られれば耐え難い出産の苦痛は二度と経験したくない痛みとはならないよう進化したようです。「自己は数学的パターン以外の何物でもないと主張する」「定量化された自己(quantified self)」運動ではバイオメトリックデータを集めてアルゴリズムに分析させ、数値で自己を認識しようとするそうです。アームバンドで心拍数、発汗量、性行為とオーガズムの持続時間、消費カロリーなどのデータを集めて性行為を数字で評価するBedpostが紹介されています。

 本書には現代社会と未来を考える上で多くの示唆に富む歴史的な観点が記されていますが、資源には原材料とエネルギーと知識の三種類があって原材料とエネルギーは有限だけど知識は増え続けるという指摘はなるほどと思いました。

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at 07:30, kameriki, 書籍紹介

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ホモ・デウス 上

 「サピエンス全史」で話題となった歴史学者の著書で、上・下、二巻の上巻を紹介します。「デウス」は神の意味で、神の領域に踏み出そうとしているサピエンスの歴史と未来を記しています。

 人類は飢饉、疫病、戦争という三大敵に対する対処方法を獲得し、21世紀は新たな課題に取り組む可能性が高いと著者は言います。第一は不死、そして幸福を追求することで「自らを神にアップグレードしようとしている」とのことです。幸福と言えばベンサムの「最大多数の最大幸福」ですが、米国の独立宣言で三つの人権として確立した「生命と自由と幸福追求の権利」の幸福は国家が保証するものではなく、国家の権力を制限して個人の幸福追求に国家が干渉しないことを権利として認めたようです。著者はそれが、「いつの間にか、幸福に対する権利に変わってしまった」と言います。

 著者はホモ・サピエンスと他の生物との違いを歴史的に考察し、人類は多くの個体が柔軟に協力する能力で他の種を圧倒し「世界を征服した」と考えているようです。社会的昆虫をはじめ、他の個体に協力する動物は人類だけではありません。大きなケージの中に小さなケージを入れ、その中に閉じ込めたラットが信号を発すると、大きなケージにいるラットが小さなケージを開けて中のラットを解放する実験について紹介しています。大きなケージにチョコレートを入れると中のラットを解放してチョコレートを分け合うラットと、助けずに一人占めするラットがいたそうです(Empathy and Pro-Social Behavior in Rats Science   2011: 334, Issue 6061, pp. 1427-1430)。

 著者は宗教についても考察していますが、「宗教とは社会秩序を維持して大規模な協力体制を組織するための手段」として、霊的な物や神とは別のものとしています。宗教と霊性よりも宗教と科学の方が近いと言います。共産主義も宗教と見なせ、現代の宗教は人間至上主義ということになるようです。 

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at 08:01, kameriki, 書籍紹介

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県会議員の戸別訪問

 公職選挙法には「第百三十八条 何人も、選挙に関し、投票を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて戸別訪問をすることができない。2 いかなる方法をもつてするを問わず、選挙運動のため、戸別に、演説会の開催若しくは演説を行うことについて告知をする行為又は特定の候補者の氏名若しくは政党その他の政治団体の名称を言いあるく行為は、前項に規定する禁止行為に該当するものとみなす。」と記載され、戸別訪問が禁止されています。

 先日、県議会議員が挨拶に来ました。戸別訪問であれば選挙違反となりますが、町内の人と一緒に選挙目的ではなく知り合いの家を訪ねただけという体裁をとっていました。選挙違反行為として摘発されることはないと思いますが、グレーな行為は選挙戦術として有効なのでしょうか。本人が家まで訪ねてくれば、意気に感じる人もいるかもしれませんが、脱法的行為と思う人もいるかもしれません。

at 07:19, kameriki, 雑感

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