ミサイル発射も予測するビッグデータ

 29日午前3時ICBMと思われるミサイルが北朝鮮から発射され、青森西方沖に落下したと報じられました。北朝鮮は核とミサイルをあきらめない、ICBMの完成も近いと言われていて、いずれミサイル発射実験が実施されることは予想されましたが、具体的に発射時期を予想することは簡単ではありません。液体燃料を使うミサイルであれば、燃料注入操作を観測することによってミサイル発射が予測できるけれど、固体燃料、移動発射台といった技術が使用されると事前予測は困難と言われています。

 今回のミサイル発射の前日、ネットニュースを見ていたら、「北朝鮮での通信が急増し、ミサイル発射の準備か?」といった報道があり、そんなことで分かるのだろうかと思っていました。朝起きたら、未明のミサイル発射が報じられ、通信増加による発射予測が当たっていたことを知りました。近年、ビッグデータの活用が盛んに喧伝されていますが、大量のデータを集めたら、様々な予測が可能となるのかもしれません。

at 08:07, kameriki, 雑感

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射水市長市議無投票当選

 射水市は富山市と高岡市に挟まれ、富山県内では両市に次いで人口の多い9万人を超える市民が住み、県内では中心となる都市の一つです。11月12日に市長選と市議選が告示されましたが、市長は一人、市議は定数の22人と同じ立候補者でどちらも無投票で当選が決まりました。

 地方議会で議員のなり手がいないと話題になっていましたが、定数が22人もいる射水市の市議会で選挙ができない事態とは驚きました。実績があり人気のある現職首長に対抗馬が現れず無投票で再選されることはしばしばありますが、首長の権力をチェックする立場の議会にも選挙がなければ、現状を変えようとする力が働きにくいのではないでしょうか。人口が減少する社会で民主主義を支える制度の一つである選挙という制度自体についても検討が必要なのかもしれません。

at 07:22, kameriki, 富山

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国会議員役割放棄の質問封じ

 国会審議で質問時間の配分をこれまでの野党8与党2から、議席数に応じて与党に多く配分するように自民党が求めています。国会で質問することが与党議員の役割であれば正当な主張かもしれませんが、議院内閣制で与党の質問は政府が政権の正当性を主張しやすいようにする演出のためのいわゆるやらせ質問で、実質、与党が国会審議で行政府をチェックすることはありません。与党への質問時間を増やすことが野党の質問時間を減らすことになるのであれば、国会が自身の役割を放棄することと同じです。そのような制度になれば、共産党がすべての権力の頂点に立つ中国の制度と何ら変わらなくなってしまいます。もはや民主主義とは言えないでしょう。

 米国議会のように、与党の提出する法案でも与党議員が反対して否決するような議会であれば、与党議員の質問時間を増やすことも意味がありますが、政府の提出する法案に党議拘束をかけて多数決で可決させるだけの要因となっているのであれば、与党の質問時間は不要です。質問時間の配分の問題は「与野党の攻防」と言った報道がされていますが、自民党の要求は民主主義を脅かす暴挙であることにマスコミはもっと危機感を持つべきです。

at 08:04, kameriki, 雑感

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終わらない森友・加計問題

 安倍首相は衆議院議員選挙に圧勝し、森友・加計問題は過去のこととしたいようですが、選挙結果と関係なく問題は全く解決していません。加計学園の獣医学部は文科省により設置認可が決まり、特区認定の問題がうやむやのままで獣医学部が設置されるようです。「犯罪者」、「捏造」などと発言し、政権を擁護する日本維新の会の国会議員まで現れましたが、このまま幕引きとすべきではないでしょう。

 森友問題は国有地売却価格の値引きの正当性が会計検査院によって否定され、行政の不正行為が明らかとなりました。このような不正な行為をした担当者は責任を追及されるべきで、不正を働いた動機についてこれから本格的に調査すべきです。国会審議では、質問時間が増えた与党議員によってもこの問題が追及されることを期待します。

at 07:26, kameriki, 雑感

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介護休暇

 明日から介護のために拙ブログを一か月お休みします。再開は11月24日の予定です。

at 08:00, kameriki, 介護

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自殺に追い込む精神的暴力

 福井県池田町の中学校で副担任の激しい叱責などによって精神的に追い詰められ中学生が自殺した問題が報じられています。自殺は3月に起き、自殺直後の保護者説明会では校長が「トラブルはなかった」と説明していましたが、遺族の抗議を受け5月に再度開いた説明会で校長が3月の発言を撤回して、学校の指導の問題を認めたそうです。遺族は町教委の有識者による調査委員会から「関わりの深い担任、副担任の両教員から立て続けに強い叱責を受け、精神的なストレスが大きく高まった」との報告書を、9月26日に受け取ったとのことです。教育現場で体罰については害悪であるという認識が普及したものと思いますが、肉体的な負荷や侵襲を伴わない精神的な負荷は、問題ないあるいは場合によっては必要と思われているのかもしれません。Domestic Violence(DV)については物理的な障害がなくても精神的暴力が認められることは常識になってきていると思いますが、教育分野では理解していない人も多いのでしょうか。校長は問題を隠したいという意識も強かったと思いますが、担任や副担任が生徒を叱責して何が悪いと思っていたのかもしれません。

 製薬会社の新人研修で精神的に追い詰められた男性が自殺し、労災認定されていたことが報じられました。遺族は8月に記者会見し、製薬会社と研修した会社、同社に所属していた講師に損害賠償を求めて提訴していましたが、10月16日の朝日新聞で研修の実態が報じられました。「ブラック研修」と呼ばれているようですが、「人格を否定し、それまでの価値観を破壊するような『ブラック新人研修』はこの10年で増加傾向にある。ひどい労働環境でも辞めないように、最初に順応させる狙いがある」、「このタイプの社員研修は集団の意志が自分の意志だと思えるまで調教し、仕立てていく。いわば洗脳だ。」と専門家のコメントを掲載しています。何十年も前に、街頭で叫ばせるような管理者研修の映像を見た覚えがあります。集団で洗脳するような研修は流行らなくなっているのかと思っていましたが、また増えているのでしょうか。自殺者を出した新人研修をした会社も新しい会社のようです。ホームページによると、「知識を与える」ための研修ではなく、「実践型研修」を行っているとのこと

 精神的な暴力は客観的な認定が難しいものですが、ときに物理的な傷害よりも受けた人を苦しめ致死的であることを理解する必要がありそうです。

at 07:13, kameriki, 雑感

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クリオネもいる富山湾

 ホタルイカや鰤、シロエビで有名な富山湾ですが、「天然の生け簀」ともいわれ、魚種が豊富なことで知られています。湾岸から急に深くなって湾内には1000mを超える深海が広がり、深海の生物も生息しています。富山湾でクリオネが捕獲され、遺伝子解析で新種と判明したことが報道されました。クリオネと言えば、「流氷の天使」と呼ばれる寒いオホーツク海の生物というイメージですが、富山湾にも棲んでいたとは意外です。富山湾には北アルプスから冷たい雪解け水が流れ込んでいますから、深海の温度は意外と低いのかもしれません。

 シロエビは「富山湾の宝石」とも言われていますので、宝石も天使もいる富山湾、いろいろと想像を掻き立てるニュースでした。

at 07:23, kameriki, 富山

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「老健」が、親の認知症からあなたを救う!

 社会福祉士で介護の相談に応じるNPO法人を主宰する著者が、自身の経験から認知症患者の終の棲家として老健(介護老人保健施設)を勧めているのが本書です。老健は一般に短期のリハビリによって自宅へ帰ることを目指す施設と認識され、3か月で追い出されるから終の棲家とはならないと思われていますが、本書によれば、家族の意に反して追い出すことはできないとのことです。

 著者は老健が終の棲家となる証拠として、全国老人保健施設協会が「介護老人保健施設における看取りのガイドライン」を作成していることを示しています。本書の前半部では特養、サ高住、老人ホームと比べて老健が如何に優れているかを力説しています。後半部では、認知症の要介護者をどのようにして老健に入れるかについての方法が記されています。物忘れ外来受診、MSW(医療ソーシャルワーカー)との面談、認知症病棟への保護入院、30日経過面談、60日経過面談、MSWより老健の紹介、老健入所面談の7ステップで老健までたどり着くようです。物忘れ外来でMSWを紹介してもらうためには如何に介護で困っているかを力説し、担当医に自宅では看られないことを理解してもらわなければなりません。さらに、MSWを味方につけ「緊急避難的に入院」できる病院を紹介してもらう必要があります。めでたく認知症病棟に入院できても、2か月か3か月での退院を求められるので、老人ホームなどを探して病院に居座って迷惑をかけないふりをし、面談では探しているけれど条件に合う施設が見つからないことをアピールするようです。60日経過面談では退院後の入居先が見つからないことを相談して、病院側から老健の紹介がなければ、自ら言及して紹介してもらう必要があります。入所面談では3か月ごとに「在宅復帰判定委員会」で症状が良くなれば退所となることを説明されるそうですが、認知症は治らないので退所せずに老健が終の棲家となるという理屈のようです。

 老健入所までの7ステップを読んで、これは自分にはできないと思いました。要介護1以上の認定を受けていて、病状が安定していて通院が不要であれば、在宅から直接老健施設に入所を申し込むことができるそうです。入所のための面接で如何に介護が大変で入所が必要かを訴えることは、上記7ステップのMSWとの面談と同様とのことです。7ステップより入所できる可能性が低いようですが、こちらであれば、トライできるでしょうか。

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at 07:24, kameriki, 書籍紹介

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落ちるヘリコプター

 米軍海兵隊のヘリコプターが沖縄県東村高江で不時着し炎上したと報道されました。またかと思いましたが、今回はオスプレイではなく、CH53という大型輸送用ヘリコプターとのことです。乗員も含めて人的被害がなかったことは幸いですが、事故が続くと沖縄の人は大変不安になるものと思います。落ちるヘリコプターはオスプレイに限らないようです。今年の3月には長野県の防災ヘリコプターの墜落事故があったことも思い出されます。オスプレイの事故が圧倒的に多いように感じますが、機種ごとの延べの飛行時間が分からなければ正確な比較はできません。民生用のヘリコプターであれば安全性が最優先と思いますが、軍事用であれば軍事目的を達成するための性能が優先されることもあるのかもしれません。オスプレイに限らず、どのヘリコプターでも事故のリスクはゼロとはなりませんが、どの程度のリスクがあるのか、適切に運用されているのか、事故があっても日本政府が現場検証もできない米軍のヘリコプターだから心配になります。在日米軍基地を撤廃することはできないとしても、日本政府が事故を最小限とするよう運用させることができるよう地位協定を改定することが必要ではないでしょうか。

at 07:55, kameriki, 雑感

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安倍さんアシスト前原さん

 各新聞社による衆議院議員選挙序盤戦の状況調査では、いずれも与党が圧勝する勢いとのことです。安倍政権を評価しないとする声や衆議院解散を批判する声は強いのに選挙では多くの選挙区で自民党候補が優勢となっている原因は、野党候補が分裂していることにあるようです。仮に60%が安倍政権に対する批判票であったとしても安倍政権を批判する二人の野党候補で票が半々に割れれば、与党候補が勝利することになります。与党の議員を減らすためには野党共闘、少なくとも野党候補の棲み分けが必要でしたが、野党は希望の党と維新のグループ、立憲民主党、共産党、社民党の共闘の2陣営に分かれてしまいました。このような状況を作ったのは、民進党代表となった前原さんです。前原さんは民進党全員で希望の党に合流するとして、民進党からの公認候補を出さない決定をして、事実上衆議院民進党を解党してしまいました。しかし、一部の候補者は希望の党に「排除」され、民進党系の候補者は希望の党への合流組と立憲民主党設立組と無所属に3分裂しました。この3分裂の状況は前原さんが言ったこととはかなり異なっていますが、前原さんはもともと民進党の代表選のときから共産党を含む野党共闘に否定的でしたから、その意味では予定通りかもしれません。

 民進党として衆議院議員選挙に臨んでいたとしても、選挙に勝てるとは限りませんが、民進党解党が与党を有利にしたことは間違いないでしょう。与党が圧勝したら、最大のアシストは前原さんかもしれません。もちろん、前原さんを代表に選んだのは民進党ですから、前原さん一人の責任ではありませんが。。。

at 07:26, kameriki, 雑感

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