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ドローン少年の逮捕は権力乱用ではないのか

 善光寺をはじめ各地でドローンを飛ばし、インターネットで中継していた少年を「三社祭でドローンを飛ばすとインターネット上で予告し、祭りの進行を妨害した」として威力業務妨害の疑いで逮捕したと報じられました。少年はこれまで各地でドローンを飛ばしてて警察に注意されながらやめなかったため、警察はついに堪忍袋の緒が切れたようです。人ごみで飛ばして落下すれば事故になる可能性は高く、危険な迷惑行為です。警察が少年にドローンを飛ばさないように要請し注意することは妥当と思いますが、条例で禁止された一部地域などを除けば飛ばすことに規制はなく、飛ばしたこと自体で少年を罪に問うことはできないでしょう。少年を黙らせる方法として威力業務妨害罪を持ち出したものと思いますが、わいせつ物頒布などの罪で逮捕された「ろくでなし子」の場合と同様に権力に逆らう者は許さないという国家権力の怖さを感じます。
 ヘイトスピーチを繰り返す在特会や日教組の集会を妨害する右翼などに対しては、威力業務妨害罪で黙らせることはなく、少年は黙らせるというのであれば、権力の恣意的な行使に見えます。少年が起訴されるのか、有罪となるかは分かりませんが、少年の逮捕は国家権力の乱用につながる危険なにおいを感じます。

at 06:13, kameriki, 雑感

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