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何が安部首相の国益か

 安倍首相が予定通りTPP交渉への参加を表明しました。「国益を踏まえて最善の道を実現する。」と述べていますが、安倍首相の考える国益とはなんでしょうか。安倍首相が考えている国益と我々が考えているものが一致しているとは限りません。農業を守る、国民皆保険を守ると言っていますが、日米関係を最優先することが国益と考えていれば、米国の要求によって農業や国民皆保険を犠牲にする可能性は大いにあります。普天間移設問題の進め方やオスプレイの飛行に関する合意事項が守られていないことに抗議しない姿勢、不平等な日米地位協定の放置、ハーグ条約への参加や日米首脳会談での言動などを考えると、日米関係を最優先することが国益と考えているように見えます。TPPへの参加も日米関係のために必要と考えているのでしょう。
 国益を安倍首相と同じように考えている人々にとっては、安心して交渉を任せられるかもしれませんが、異なる考えの人にとっては、国益と言われるたびに不安になります。本来は具体的な交渉を想定して、どのような対応をする予定なのか確認しなければ安倍首相に信任も不信任もできないはずです。しかし、政治家は仮定の質問には答えられないと答弁を逃げるのが常で、結局それまでの言動から推察して支持、不支持を決めるしかないのでしょう。仮に支持するにしても一任ではなく交渉の過程を注視して意見を表明していくことが重要と思われます。特に選挙は国民の意思を示す最強の手段です。 

at 08:50, kameriki, 雑感

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