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また自殺者が

 俳優の芦名星さんが自殺したというニュースに驚きました。芦名さんは「相棒」などのドラマで、私にとっては珍しく顔と名前の一致する女優さんでした。朝、ネットで週刊誌のグラビア撮影に臨んだというニュースを見たばかりで、昼にラジオで自殺のニュースを聞いて耳を疑いました。なぜ死を選ぶことになってしまったのか分かりませんが、ご冥福をお祈りいたします。

 5月に恋愛リアリティー番組の出演からSNSでの誹謗中傷を受け木村花さんが自殺されたと報道され、その後、8月に別の恋愛リアリティー番組に出演していた濱崎麻利亜さんの自殺も報道されました。類似の番組での出演者の自殺は世界各国で問題になっているとのことで二人の自殺は番組に起因するのかもしれません。7月には俳優の三浦春馬さんの自殺も報道されていて、芸能人の自殺が続いた印象を受けました。しかし、8月の自殺者は去年に比べて246人(15%)増えたとも報道されていて自殺は芸能人に限らないようです。

 名前が報道されない人にも、名前が報じられた芸能人と同様それぞれに自死を選ばなければならない事情があったのでしょう。その事情は人それぞれ、他人には分かりませんが、それぞれの事情で生きていることの希望が持てなくなって自死に至るのではないかと思います。少しでも多くの人が希望を持って自死を選ばずに済む社会にするのは政治の役割ではないでしょうか。自助を強調する政治では助けを求めている人が希望を持てずに自死に至るケースが増えるのではないか、とても心配です。「自助、共助、公助」と強調した新総裁は自死も自己責任と考えているのでしょうか。

 自死を選ばれた方のご冥福をお祈りいたします。

at 07:36, kameriki, 雑感

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