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特養ドーナツ事故なぜ起訴した

 特別養護老人ホームで入所者がおやつのドーナツを食べて窒息し約1か月後に死亡した事故、おやつを与えた准看護師が業務上過失致死罪に問われ一審で罰金20万円の有罪とされていましたが、東京高裁は長野地裁の一審判決を破棄し無罪としました。一審では准看護師が入所者のおやつが6日前にゼリーに変えられていたことを確認せずドーナツを与えたことに過失があるとして有罪としていましたが、高裁はおやつの変更は記録だけで伝えられたわけでもなく、入所者が1週間前までドーナツやまんじゅうも食べられたことからドーナツを与えたことに過失はないとしました。至極妥当な判決だと思います。一審の判決に無理があったように思いますが、そもそも、検察はなぜ起訴したのでしょう。入所者が死亡するという結果は重大ですが、准看護師がドーナツを無理やり食べさせた虐待事案ではなく個人の責任を問うべき重大な過失があったとも思われず、初めから検察は起訴すべきではなかったのではないでしょうか。

 一部の政治家の選挙違反事件や高級官僚(検事)の賭博事件など当人が事実を認め明らかに有罪と思われても不起訴や起訴猶予としている検察ですが、一般市民の過失には厳しいのでしょうか。もちろん同じ人が担当しているわけではありませんが、扱いが違うように見えてしまいます。

at 07:34, kameriki, 雑感

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