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痴漢冤罪と同じか東京高裁

 乳腺腫瘍摘出手術を受けた女性が術後の診察で乳首をなめられるわいせつ行為を受けたとして準強制わいせつ罪に問われ、一審で無罪となった乳腺外科医が東京高裁で逆転有罪判決を言い渡されました。これまで報道された情報からは冤罪事件のように見えます。わいせつ行為をやったという証拠もやっていないという証拠もなく患者と外科医の主張が対立する中で、一審の東京地裁の裁判官は外科医に、高裁は患者の主張に軍配を上げました。しかし、刑事事件では「疑わしきは被告人の利益に」が裁判の原則ではなかったのでしょうか。

 この原則が通用しないのが痴漢冤罪事件です。痴漢を受けたという女性の主張が優先されて、痴漢をしたとされる被告がしていないことを立証できない限り有罪とされているように思います。痴漢行為を受けたという主張に嘘はなくても犯人を誤認している可能性はあります。今回の外科医と患者の事件では患者が術後せん妄を起こしていて、わいせつ行為自体が患者の誤認と一審では認定されています。一審で外科医を無罪とした術後せん妄について高裁で新たな証拠が提出されたわけでもなく、東京高裁でも医学的に否定できない以上、有罪とすべきではありません。

at 07:41, kameriki, 雑感

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