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性同一性障害は病気か

 厚労省が「みんなのメンタルヘルス」というサイトから、性同一性障害を病気とする記載に批判を受け削除したと報じられました。現在同サイトでは病名として性同一性障害の項目が残って記載内容は「改修中」と表示されています。WHOの国際疾病分類でも性同一性障害を精神疾患から外すこととなったように、精神疾患ではないということについてはコンセンサスが得られているものと思います。しかし、性自認と身体が一致していないという状態を解消するための性別適合手術に一定の条件下で保険適用が認められていることは性同一性障害がある意味では病気と認識されていると言えるでしょう。生活を営む上で支障があって当人が困っていれば、病気として何とか治療したり、生活を改善する方策を検討したりするのが医学です。性自認と一致しない身体でも生活に困らない社会となって性別適合手術を望む人がいなければ、性同一性障害を病気ととらえる必要はなくなり、性別適合手術も美容整形手術と同じで保険適用されなくなるでしょう。LGBTの権利が社会に広く認められるようになれば生活上の支障はなくなるかもしれませんが、当人が性自認と異なる身体的特徴に悩んで手術が必要な場合があるかもしれません。

 「みんなのメンタルヘルス」というサイトに載せるのは不適切だとしても、性同一性障害の人が性自認と異なる性での社会生活を強いられることがないように啓蒙する情報提供は必要でしょう。

at 08:09, kameriki, 医学

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