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感染拡大再開

 自粛要請が解除され、東京を中心とする首都圏で新型コロナウイルス感染拡大の再開が見られます。米国でも先に経済活動を再開した州で感染拡大が見られ、経済活動と感染拡大は世界中で分かりやすく相関しているようです。

 小池都知事は東京アラートを発することなく感染者の増加を静観しているように見えますが、空港検疫での感染者の発見も増えていますから、東京での継続的な感染と海外からの流入が増えれば再び緊急事態宣言と自粛要請が必要になるかもしれません。医療機関が多くPCR検査能力も増強されている東京では、ある程度の感染者の増加には対応できるものと思いますが、首都圏と地方の移動が増加し地方で感染が拡大すれば、亡くなる高齢者も増えるリスクがあります。政府による県をまたぐ移動の自粛要請も解除されましたが、地方と首都圏との移動は心配です。

 緊急事態宣言と自粛要請は必要なかったという驚くべき見解を述べる専門家も現れました。新規感染者数の推移からピークが緊急事態宣言の前に起こっていたのは明らかですが、そのことが宣言が不要であったという証拠にはなりません。宣言後の自粛要請で人との接触8割削減に向けて努力したことが、宣言前のピークよりさらに大きなピークの出現を防いだと考えるのが妥当ではないでしょうか。政府は経済活動の再開と維持に軸足を移していて、感染拡大が再び起こっても緊急事態宣言と自粛要請はしたくない政府にとって、宣言が不要という専門家の見解は都合がよいものです。都合の良い見解だけ利用しようとする政府には注意が必要です。

at 07:25, kameriki, 雑感

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