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親の自転車問題

 高齢者ドライバーの加害事故が大きく報道され、高齢の親に如何に免許返納を促すか頭を悩ませている人も多いと思います。私の親は免許を持たず自動車の運転はしていなかったので安心していました。

 介護のために実家に帰っていたら、県の条例で自転車損害保険の加入が義務付けられましたとCMで宣伝していました。父親は今でも自転車に乗っていますが、自転車保険について聞いてみると「そんなものは知らない」とのこと。条例ができたと言っても「誰も説明に来ていない」と訳の分からないことを言っていました。昔から民間の保険が嫌いで生命保険なども一切かけていない人ですから、「保険に入るか自転車の運転をやめるかどちらかにして」と言っても、「どっちもしない」と埒が明きません。

 自転車損害保険について調べてみると、単独でかけるものは年齢制限があり、火災共済や生命保険、自動車保険などの特約として掛けるのが一般的のようです。全てかけていない父親に新たに保険を掛けさせることは難しく、結局、自転車の点検整備をして付けてもらうTSマークの付帯保険で代用することとしました。これで条例の義務はクリアできましたが、TSマークの付帯保険は被害者が死亡か1〜7級の重度後遺障害の時しか賠償責任補償の対象となっていないため、多くの事故では保険金は下りないようです。ネットでも多くの人が不十分と評価していますが、点検を含めて3000円程度で最大1億円補償の赤色TSマーク(1年間有効)をつけられたので、コストパフォーマンスは高いものと思います。対象にならないような事故の場合は自力で賠償する覚悟であれば、赤色TSマークの付帯保険も一つの選択肢でしょう。

 自動車ほどではなくても自転車でも重大な加害事故は起こっていますから、老親の自転車運転は免許返納と同様に放置できない問題でした。保険の加入だけで解決というわけにはいきませんが、条例はいいきっかけになりました。父親が自分から運転をやめるまで事故をおこさないことを祈っています。

at 07:15, kameriki, 介護

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