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三権分立を放棄した最高裁

 司法、行政、立法はそれぞれ独立して権力を有し互いの権力の濫用を抑制するのが三権分立と理解しています。日本は議院内閣制で行政を担う政府が立法を担う国会の多数派から選ばれるため、国会が政府の権力濫用を抑制できているのか疑問に思うことが多くあります。それでも政府が憲法や、国会が作った法律に則って行政を担っていれば立法が歯止めにはなりますが、法律や憲法の解釈を都合よく勝手に変えて行政を行う政府ができて「立法」が蔑ろにされています。最後の砦は「司法」ですが、行政の行う違法行為、脱法行為で政府を敗訴させることなくお墨付きを与える判決を出すことが多いようです。辺野古の埋め立て承認を取り消した沖縄県に対して、行政不服審査で同じ内閣の防衛省が国交大臣に承認撤回を取り消させた行為を最高裁は行政不服審査法の濫用と認めず、政府の行為を適法としました。最高裁は米軍が絡む訴訟では屁理屈でもなんでも使って行政の違法行為を追認しているように見えます。中国では共産党に権力が集中していますが、日本でも三権分立ではなく行政を担う政府に権力が集中しているようです。

at 07:55, kameriki, 雑感

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