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潜在感染者数

 イタリアを中心とする欧州各国や米国で1万人を超える新型コロナウイルス感染者の報告がある中で、日本ではクルーズ船の感染者数を除いて千人を超えた程度で日本の感染状況は収束に向かっていると思う人もいるかもしれません。欧米や東南アジア諸国など各国の首相や大統領が危機感をあらわにして外出禁止による都市の封鎖で感染の拡大を抑え込もうとしている状況を見ると、安倍首相には危機感が足りないように見えます。正念場で小中高の臨時休校を要請した2週間が過ぎて、文科大臣から春休み明けの学校再開方針が示され、日本での新型コロナウイルス感染が収束しつつあると考えるのは時期尚早です。日本の感染者報告数が少ないのは検査能力不足で欧米各国や韓国と比較して検査数が圧倒的に少ないことが影響していて、検査されていない潜在感染者が相当数に上っているものと推測されます。医療崩壊で多くの死者を出しているイタリアと日本の状況は違いますが、中国のデータなどから推定される新型コロナウイルスの致死率や積極的に検査しながら制御できているドイツや韓国の死者数などと比較すれば日本にも数万人レベルの感染者がいてもおかしくはありません。日本でも無症状の感染者から高齢者などに感染が広がり重篤な患者が爆発的に増えるリスクがあり、正念場は続いていると認識して感染リスクを減らす行動を続ける必要があります。

 延期が決定されましたが、東京オリンピックや聖火リレーどころでなかったのは明らかでした。例年開かれている各地の祭りや大型連休のイベントなどがこれまで通り開催されれば感染爆発を起こすリスクは高く、首相の危機感にかかわらず国民一人一人が自ら感染リスクを抑える行動をとる必要があります。

at 07:46, kameriki, 雑感

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