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クルアーン 神の言葉を誰が聞くのか

 「クルアーン」はイスラム教の聖典コーランのことで、イスラム思想の研究者である大川氏がクルアーンとは何かについて紹介したのが本書です。クルアーンはイスラム教徒すなわちムスリムの神であるアッラーの言葉ですが、「ムスリムの公的教義によれば、クルアーンはムハンマド死後の正統カリフ時代に編纂され、それが現在に伝えられている」とのことです。ムスリムにとってクルアーンは声に出して読むもので、アラビア語を母語としないムスリムもアラビア語で読誦するために暗記に努めているとのことで、翻訳したものはクルアーンそのものではないと位置づけられているようです。

 「聖戦」と訳されイスラム過激主義者による異教徒との武力闘争を正当化する思想と見られている「ジハード」、本来の意味は「奮闘努力」でクルアーンでも「自身の内面と向き合い、信仰をさらに強くしていくという『大ジハード』を、交戦としての『小ジハード』よりも重視した」との認識が、多くのムスリムに受け入れられているそうです。クルアーンをどのように解釈するかはムスリムにとっても様々な立場があるようです。

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at 07:46, kameriki, 書籍紹介

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