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意味のない質問、意味のない答え

 衆議院予算委員会で安倍首相が飛ばした「意味のない質問だよ」というヤジで野党議員が抗議して議会が騒然とし、安倍首相はヤジを謝罪することになりました。国会審議を聞いていると「意味のない質問」は確かにあります。しかし、国会議員の質問に答える立場の政府代表が、その責任を放棄するように議員の質問を否定するヤジを飛ばす行為は非難されるべきものです。予算委員長はヤジが確認できないとして野党の抗議に耳を貸さず委員会を進行しようとしましたが、安倍首相は次の議員の質問に答えてヤジを認めました。ラジオで聞いていてもはっきり聞こえるように言っていましたから、委員長にも聞こえていたでしょう。

 安倍首相は自身が批判されたことに腹が立ってヤジを飛ばしたようですが、野党の批判は的を射ていて「意味のない質問」ではありません。「意味のない質問」というのは、与党議員が政権側に自己弁護させたり、政策の宣伝をさせるためのやらせの質問を言うものと思います。貴重な審議時間を浪費しています。時間の浪費と言えば、「ごはん論法」で有名になった質問にまともに答えずはぐらかす答弁は「意味のない答え」による時間の浪費です。聞かれたことに答えず、関係しているように見えて聞かれたことと違う答えを繰り返す答弁も時間の浪費です。この答えを封じるためには審議時間の持ち時間から答弁の時間を除くことです。そうすれば、延々と関係のないことを述べて時間を消費する答えは少なくなるでしょう。国会審議を有意義なものにするためには答弁者の時間を質問議員の持ち時間から除いて野党議員に十分な質問時間を与えるべきです。

at 07:36, kameriki, 雑感

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