<< Cookieの威力 | main | アサヒビール販売数量発表取りやめ吉か凶か >>

大学入試改革迷走の責任

 2020年度から始まる予定だった大学入試改革のための大学入学共通テスト、英語の民間試験の利用が延期され、国語と数学で導入が予定されていた記述式問題は出題されないことが発表されました。入試改革の2本柱がどちらも導入されないとなれば、事実上これまでの入試が継続されるということになるのでしょう。問題点は始めから指摘されてきたことで、問題点を残したままで入試改革を強行しようとして受験生を混乱させた歴代の文科相(特に下村博文氏)の責任は重いものがあります。

 英語の民間試験を導入して評価しようとした英語を聞く、話すという能力が重要であること、マークシートでは評価できない論述する能力を鍛える必要があることに異論は出ないでしょう。しかし、その目的のために入試の公平性や経済格差、地域間格差などの問題に目をつぶることが妥当でしょうか。それは認められないという多くの人の声がやっと政権に届いたのでしょう。記述式や英語の聞く、話すといった能力は技術的に公平性の確保が難しい共通テストではなく、各大学が独自に行う二次試験で評価するのが妥当ではないでしょうか。せっかく延期するのですから、これまでの入試改革の議論の問題と責任を検証し同じ混乱を引き起こさないやり方に変えるべきでしょう。

at 08:06, kameriki, 雑感

comments(0), trackbacks(0), - -

comment









trackback
url:トラックバック機能は終了しました。