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とんでも本の広告

 新聞の最終面、テレビ欄をめくったページの欄外に小さな活字が並ぶ告知がありました。通常、製品のリコールなどが掲載される形式だったのですが、最後に表示されている企業名が朝日新聞社、11月12日朝刊に掲載された書籍広告について会社の見解を示すものでした。12日の朝刊は見ているはずですが、当該書籍についての記憶はありません。書籍広告は通常読んでいないので、記憶に残らなかったんでしょう。12日の朝刊を探して見ると、広告だけで書籍が癌の治療法に関する「とんでも本」だと分かります。広告ですから出稿者の原稿をそのまま掲載していると思いますが、公序良俗に反する広告は掲載しないなどの基準はあるはずです。朝日新聞社の見解としては、当該広告に問題があることを示し、今後について「掲載判断にあたっては、内容に応じて慎重なチェックに努めてまいります」とのことでした。新聞記事と違って広告欄は専門家の校正などないでしょうから、事実ではない、科学的に間違っている内容を見逃すこともあるかもしれません。しかし、素人でもおかしいと分かる内容の広告を載せて「とんでも本」を広めることに加担したとなれば新聞の信用にもかかわるでしょう。「慎重なチェック」を期待します。

 当該書籍は自費出版ではなく、多くの本を出している出版社による新刊です。新聞広告には安くない広告料もかかっているはずです。出版社はこの「とんでも本」についてどう考えているのでしょう。

at 07:59, kameriki, 雑感

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