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残念な鉄パイプ落下事故

 屋上から解体中の足場の鉄パイプが落下し直撃された通行中の男性が死亡するという痛ましい事故がありました。12階建てビルの屋上から落下すればドライバーのような小さなものでも凶器になり得ますから作業員は細心の注意を払っていたはずですが、どうして鉄パイプを落としてしまうような作業工程になっていたのか、今後の解明が待たれます。さらに残念なのは、4日前にも同じ現場で鉄パイプの落下事故が起きていたことです。最初の事故の際に原因を十分検証して、作業の再開前に対策をとっていれば死亡事故は防げたのではないでしょうか。そうなっていれば、最初の事故は偶然人身事故にならずに危険性を警告してくれたラッキーな事故となっていたはずです。最初の落下事故を受けて作業を中断し、落下対策が取られたとして作業が再開されたと報道されていますが、結果は対策できていなかったことを示しています。人間はミスをするものですから対策はそれを前提とするべきで、作業員が落とさないように気を付けるでは対策になっていません。

 他者の事故経験を活かすにはかなりの想像力が必要ですが、同じ工事現場での事故経験を活かすことは容易だったはずです。とても残念な事故です。

at 07:52, kameriki, 雑感

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