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残念な河村市長

 卑劣な脅迫によって生じた安全性の問題などで中止されていた、あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」、会期が残り1週間となった10月8日、入場者数を制限するなど安全性に配慮した方法で再開されました。実行委員会会長である大村愛知県知事をはじめとして再開に尽力された関係者に敬意を表し、再開されたことを祝福します。芸術作品が脅迫によって展示できなくなるという悪しき前例の一つとなっていましたが、芸術家や芸術祭の関係者など市民の力で不当な圧力を跳ね返す良い前例となるのではないかと思います。

 残念なのは、河村名古屋市長です。実行委員会の会長代行といういわば主催者側の立場にいる人なのに、再開に反対し、座り込みのパフォーマンスまでしました。河村市長が展示作品に否定的な評価を下すことは自由でその評価を表明することも自由です。座り込みのパフォーマンスもいわば表現の自由で保障されている行為でしょう。しかし、河村市長が脅迫によって芸術祭の一部が中止されたことを評価しているとしたら、市長として、政治家としてふさわしくないと言わざるを得ません。河村市長は、展示が再開されたことを評価し、その上で展示内容が気に入らなければ、鑑賞した自身の感想として述べるべきでした。結果的に脅迫という犯罪行為を助長するような、「表現の不自由展」の再開に反対するパフォーマンスはとても残念です。

at 07:41, kameriki, 雑感

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