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救命胴衣で溺死

 としまえんプールで小学生女児が溺れて亡くなる不幸な事故がありました。女児は救命胴衣を着け、監視員による監視も行われている中での事故だったようです。女児はプールに浮かべた遊具の下に潜り込んでうつ伏せで浮いた状態で溺死したとのことです。救命胴衣の浮力で遊具の下に体を押し付けられ脱出できなくなったようです。溺れないための救命胴衣で溺れてしまうという皮肉な結果になってしまいました。施設側は遊具の下に入らないよう呼び掛けていたとのことですが、どれほど危険性を認識していたのでしょう。遊具は水上でアスレチックを楽しむ海岸の遊泳場などにも設置されている人気の遊具とのことで、一般的に危険性は認識されていなかったのではないでしょうか。誰かに遊具の下に押し込まれてしまう可能性もゼロではなく、死亡事故が起きてしまったことを考えると遊具の下に入るなというだけでは不十分だったのでしょう。プールを再開するためには遊具を撤去するか遊具の下に物理的に入れないような構造に変える、水中に監視カメラを付けるなどの安全対策が必要でしょう。

at 07:33, kameriki, 雑感

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