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表現の不自由展再開できないか

 あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由」が嫌がらせの電話やガソリンを持っていくという脅迫で中止されました。市民活動が脅迫で中止されてしまうという悪い前例となってしまいました。幸い愛知県警の捜査で脅迫をした犯人は逮捕されましたから、脅迫した人がガソリンをもって会場に乗り込んでくることはなく、「これを機に、表現の不自由展を再開したら如何でしょう。」と思いましたが、9日までに脅迫メールは770通も届いていたとのこと。一人逮捕しただけでは安心できないかもしれません。

 欧米でテロ行為があるたびに安倍首相は連帯を示し、テロに屈しない姿勢を示してきました。日本人が人質に取られたときも身代金を払うことを拒みました。これだけ強い姿勢を示す首相であれば、ガソリンによるテロ行為を予告する脅迫を非難して脅迫に屈しない姿勢を示してしかるべきですが、芸術活動を中止に追い込んだ脅迫行為を非難する声は聞かれません。それどころか、菅官房長官をはじめとして、補助金の支給や公共施設の利用許可で企画展の展示内容に介入できるような発言をする政治家もいるようです。しかし、河村市長の一部の展示を取り止めるよう要求した行為を憲法違反の検閲とはね返した大村知事であれば、警備強化などの対策をして毅然とした態度で企画展を再開できないでしょうか。「テロの脅迫に屈するわけには行かない」と言えば安倍首相からも賛意を得られるはずです。脅迫者を全員逮捕してから企画展を再開ということでは如何でしょう。もっとも、問題となった少女像はすでにスペイン人に購入され、表現の不自由展が再開されても展示できないかもしれません。

at 07:51, kameriki, 雑感

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