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女性の後天的全般性性的欲求障害治療薬

 閉経前女性の後天的全般性性的欲求障害(HSDD)の治療薬Vyleesi(ブレメラノチド)の自己注射剤をFDAが承認したという報道がありました。記事を読むと、性的欲求障害は性犯罪者のような異常な性欲亢進ではなく性的欲求の低下を治療対象としているようです。ネットで調べると、acquired, generalized hypoactive sexual desire disorder (HSDD)という用語がありました。精神疾患の診断マニュアルDSM-VによるとSexual Desire Disorder (性的欲求障害)は女性のFemale Sexual Interest/Arousal Disorderと男性のMale Hypoactive Sexual Desire Disorderに分けられているようです。ブレメラノチドはAddyi(フリバンセリン)に続いて2剤目のFemale Sexual Interest/Arousal Disorder治療薬ということになります。ブレメラノチドはメラノコルチン受容体を活性化させるとのことですが、障害を改善する作用機序は分かっていないようです。

 DSM-Vに掲載されていますので、障害に苦しんでいる女性がいるものと思いますが、薬物療法の対象となっていたとは驚きました。日本ではカウンセリングなどの心理療法の対象となっても薬物療法まで考える人は少ないのではないでしょうか。

at 07:54, kameriki, 医学

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