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不平等な日米安保条約

 トランプ大統領が日米安保条約は不平等だから破棄する可能性があると側近に私的に語ったとする報道が波紋を広げています。日本政府は米国政府にそのような話はないと否定していましたが、トランプ大統領は記者団のインタビューでも不平等だと主張しました。トランプ大統領に言われるまでもなく日米安保条約は不平等です。但し、不平等なのは日本が植民地のように従わされている日米地位協定で、トランプ大統領が言うような日本が米国を防衛する義務がないことではありません。米軍が日本を守る義務を負う代わりに日本が米軍基地を提供するのが日米安保条約ですから、そこは不平等ではありません。トランプ大統領にすれば、日本が負担している駐留経費が少ないと考えているようですが、日本にとっては広大な基地の提供だけでもかなりの負担ですから、7割と言われる現在の駐留経費の負担額は、既に日本にとって不平等と言えるほど高額ではないでしょうか。今後トランプ大統領が様々な要求をしてくることが予想されますが、日米安保条約を破棄されないようにしがみつこうとすれば足元を見られます。トランプ大統領が不平等だというのであれば、日米地位協定の不平等さを訴えて改定に結び付けるべきです。米国が安保条約を破棄したいのであれば、歓迎すべきです。破棄して日本はロシアや中国との新たな安全保障体制を築くこともできるはずです。日米安保条約の破棄は北方領土の返還交渉にも資するでしょう。トランプ大統領の揺さぶりに密約で答えるような外交は慎んで、安保条約の破棄を歓迎する気概で外交に臨んでもらいたいものです。

at 07:29, kameriki, 雑感

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