<< 参議院選挙のための接待外交 | main | 強制不妊分かり難い判決 >>

折り紙の技術でフラクタル日除け

 ETVの「又吉直樹のヘウレーカ!」で筑波大学の三谷純教授がコンピューターにより算出した展開図に従い、1枚の紙に複数の曲線の山折り、谷折りを施して丸みを帯びた立体を作り出す折り紙を紹介していました。桃のような形など折り紙とは思えないような曲線の立体作品や、折り紙で立体が作れる展開図では山折りと谷折りの数の差が2という法則など大変興味深いものでした。

 一番興味を引いたのは、三谷氏の技術で京都大学酒井敏教授が作ったフラクタル日除けです。一枚の紙に直線の折り目と切り込みを入れて、シェルピンスキーの三角形と呼ばれるフラクタル図形を作り出していました。これを金属板で作りだして、日除けの屋根としたのが酒井氏です。大小さまざまな相似形の三角形を組み合わせたのがシェルピンスキーの三角形で、隙間だらけですが、ある方向から見ると、隙間がなくなります。12時の太陽の位置の方向で隙間がなくなるような向きに設置すれば、隙間から風は通しても太陽光はカットする効果の高い日除けができるようです。折り紙を応用した技術開発では、宇宙空間で太陽光パネルを広げるためにNASAが「ミウラ折り」を応用したことが有名になりましたが、フラクタル日除けももっと知られても良いと思いました。

at 07:34, kameriki, 雑感

comments(0), trackbacks(0), - -

comment









trackback
url:http://blog.kameriki.info/trackback/1659