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近畿全府県の世界遺産

 百舌鳥・古市古墳群についてICOMOSが世界遺産への登録を勧告したというニュースで、大阪は近畿で世界遺産の登録がない唯一の府県と聞きました。京都、奈良は古寺が登録され、奈良の法隆寺も単独で登録され、姫路城(兵庫県)も世界遺産になり、三重、和歌山の熊野古道も世界遺産であることは容易に思いつきましたが、滋賀県の世界遺産が思い浮かびません。彦根城?琵琶湖?いずれも違います。正解は比叡山延暦寺だそうです。これは、法隆寺のように単独で世界遺産に登録されているのではなく、「古都京都の文化財」を構成する一つに含まれているようです。そのため、登録名称を「古都京都・滋賀の文化財」とすべきという声もあるようですが、世界遺産としての価値をICOMOSに説明するためには「滋賀」の名称を入れるとややこしかったのでしょうか。世界遺産の登録にはいろいろな駆け引きがあり、日本からの新規の登録は年々難しくなっていますから、滋賀県として京都のお寺と一緒に「古都京都の文化財」に含まれるのが不本意でも、登録されることを優先したのかもしれません。

 延暦寺が世界遺産を積極的に宣伝しているようには見えません。延暦寺としては観光客が大量に押し寄せても困るのかもしれませんが、大津には延暦寺以外にも古寺がありますから、滋賀県としては世界遺産の延暦寺が滋賀県にあることを利用して、古寺観光が京都・奈良だけではないことをもっと宣伝できるでしょう。もちろん、世界遺産の目的は観光ではなく、継承ですが。

at 07:34, kameriki, 雑感

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