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丸山議員発言で思い出すフォークランド紛争

 ビザなし交流で北方領土の国後島を訪れていた丸山穂高衆議院議員が訪問団長に戦争による北方領土の奪還に賛成か反対かを問う不適切な発言をした問題で、日本維新の会の松井一郎代表は議員辞職を促し、党からの除名処分としました。丸山議員はこれまでも国会質疑で過激な発言を繰り返していましたので、重大な問題発言が飛び出すのも時間の問題だったのかもしれません。

 実効支配されている北方領土を武力で取り戻すという発言を聞いて、フォークランド紛争を思い出しました。英国領の島を地の利があったアルゼンチンの武力侵攻で一時的に支配しましたが、再び英国に武力で奪還された歴史をみれば、武力による北方領土の奪還は成功しないでしょう。もちろん、日本は憲法で侵略戦争を禁じていてそのための武力も保持していませんから、ロシアが実効支配している北方領土に自衛隊が武力侵攻して奪還するなどと発想する人は皆無と思っていました。尖閣諸島に中国軍が侵攻したことを想定して、自衛隊が上陸して奪い返すための装備などの議論もありましたから、北方領土にも自衛隊が上陸して武力で取り戻すという妄想が生まれたのかもしれません。

 なぜ丸山議員がビザなし交流訪問団に加わっていたのかと思いましたが、衆議院沖縄北方問題特別委員会の委員の一人だったようです。衆議院議員の中でも委員の一人としてそれなりに北方領土問題を勉強していたはずですから、このような発言をするようであれば国会議員としての資質に欠けるのでしょう。

at 07:25, kameriki, 雑感

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