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再稼働の前に見るべき番組

 福島原発事故後の対応に当たった医師の撮った画像や映像、インタビューから現場で何が起こっていたかを追った番組がETV特集で放送ざれました。避難を指示された地域からバスで運ばれて体育館に収容され、そこで息絶えた患者をなすすべなく見届けた救急医療の専門医、被爆の恐怖におびえながら避難者の治療にあたり、「毎日スタッフが一人ずつ壊れていった」と証言する福島医大の医師、すべて貴重な証言です。現場で大変なことが起こっていたことは番組を見て素人にもよくわかりました。原子炉を冷やすための放水を要請され派遣された東京消防庁の隊員のアドバイザーを務めた杏林大学の医師は、自身は放射線被曝による死を覚悟しながら、消防隊員には発癌リスクが増加しない被曝線量で収まるよう作業時間にこだわっていました。現地へ行く前にメールで死の覚悟を伝えられた息子からの返事には、父親の覚悟を受け止めて家族の心配をせず仕事にまい進できるよう願う言葉が書かれていました。

 原発事故が起これば何が起きるのか、事故による避難で多くの人が亡くなった事実を改めて思い知らされました。原発再稼働を進めようとしている安倍首相にはこの番組を見てよく考えてほしく思います。もちろん、東電の社長にも、再稼働の訴訟を審査している裁判官にも。

at 08:00, kameriki, 雑感

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