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システムを動かすのは人

 国会では与野党から厚労省の毎月勤労統計不正調査を非難する声が上がり、厚労省の対応が焦点となっています。不正が発覚してからの対応には現厚労大臣根本氏を始めとする安倍政権の責任が重大ですが、民主党政権下でも不正な方法で調査が続けられていたことにも留意する必要があります。野党は不正な調査で賃金の伸び率が水増しされていたことから、アベノミクス偽装と非難していますが、民主党政権下でも続けられていた不正調査の結果を利用して賃金の上昇を多く見せかけたことと、不正調査はそれぞれ別々に解明されるべきことでしょう。

 野田市で父親の虐待で小学生の女児が死亡した事件で、父親からの虐待を告発していた小学校のアンケートへの娘の回答について教育委員会が父親にコピーを渡していたことが公表されました。父親から強く求められ、そのプレッシャーから逃れるため渡してしまったようです。虐待の告発を見て逆上した父親が死に至るまで虐待したことも考えられ、教育委員会の責任は重大です。虐待から子供を保護するシステムがあっても、それを担っている人が役割を果たさなければ、システムは機能しません。政府の統計データにしても、調査し集計している人がいい加減にやっていたら、データは信用できない値になってしまいます。担っている人が役割を果たせるように環境を整備するところまで考えなければシステムは作動しないのでしょう。

at 11:10, kameriki, 雑感

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