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國村氏の勇気ある発言

 釜山国際映画祭に審査員として呼ばれていた俳優の國村隼さんが、韓国の済州島で開かれる国際観艦式に旭日旗の問題で日本の自衛艦が不参加を通知した問題について質問され、発言したことが騒動になっていると伝えられています。政治的な話題はネットでも炎上しやすいテーマと言われ、多くの芸能人は自分の考えを明確にしたくないのが本音でしょう。自衛艦の旭日旗の問題は国内政治だけでなく国際関係、特に敏感な日韓関係に関わる問題で、質問から逃げずに答えたのは大変勇気のある行動だったように思います。伝えられている発言は「旭日旗が日本の海上自衛隊の伝統ある旗だということは知っているが、韓国ではこの旗を特別なものと考えていることも深く理解している。自衛隊は一度、歴史を理解してあげたらどうかと思う。」というものです。日韓双方の立場に理解を示したもので、無難な答えのように聞こえますが、安倍政権の方針に反して韓国の立場に理解を示したことが日本で非難されているようです。海上自衛隊が不参加とした日本政府の対応は妥当と思いますが、政府から韓国国民の旭日旗に対する感情にも言及があれば、日韓関係の悪化を多少は緩和できたかもしれません。

at 07:26, kameriki, 雑感

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