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発達障害の人が就職したくなる会社

 法定雇用率の算定に用いられる障碍者の数を中央省庁が水増ししていたことが報じられていますが、多くの企業は法定雇用率を達成すべく障碍者の雇用に力を入れています。さらに、障碍者の働きやすい環境を整えることによって戦力として積極的に採用している企業もあります。法定雇用率には身体障害者だけでなく、精神障害者保健福祉手帳を所持する精神疾患や発達障害の人も算入されます。障害者雇用促進法は障碍者の雇用を義務付けるだけでなく雇用した障碍者に対する合理的配慮も義務付けています。本書には、発達障害の人が働きやすい職場の実例や支援団体によるサポート、発達障害の人の学習や就職を支援している大学の実践例が紹介されています。さらに、専門医による発達障害の人の特性と働きやすくするためのアドバイス、法律相談など、盛りだくさんの内容です。

 ASD(自閉症スペクトラム障害)の特性として時間を量の概念でとらえることが苦手で、始まりと終わりの時刻として捉えてしまうため、その時間の予定をスケジュール表などで「構造化」すれば安心するとのことです。さらに、専門医はASDの人が「一度、否定的な評価をされていると感じると、相手を『敵』とみなし、なにをいわれても『文句』や『非難』ととらえてしまう」ため、上司として「面と向かって『〜した方がいい』『そんなこともわからないのか』などと決めつけるようにいってはいけない」と注意を促しています。

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