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安倍政権のための官僚

 森・加計問題では官僚が安倍首相を守るために違法行為にまで手を染めることが明らかになりました。刑事罰としては課されていませんが、トカゲのしっぽ切りのようにそれなりの処分が下されました。安倍政権が続けば、いずれは復権するのかもしれません。

 野田総務大臣の秘書が金融庁の調査について説明を求めていたことを朝日新聞が報道しました。調査は企画会社の無登録での仮想通貨交換業の疑いで、調査の通告があった数日後、当該企画会社の関係者を同席させ金融庁の担当者を呼んで説明させていたとのことです。金融庁は調査への影響を否定し、野田総務相も一般的な説明を受けただけで問題はないとの認識でしたが、金融庁の調査に圧力をかけたと捉えられてもおかしくない問題のある行為でした。もっと問題だったのは、報道のネタ元になった朝日新聞の金融庁への情報公開請求について、開示決定前に請求者の情報を含めて金融庁から総務省経由で野田大臣に伝えられていたことです。金融庁が情報漏洩を認めて謝罪し、野田大臣も金融庁の対応を不適切とし、さらに自身が記者との懇親会で話題にしたことについても反省を口にしました。金融庁の官僚は情報漏洩が情報公開請求制度の根幹にかかわる問題との認識がなかったのでしょうか。分かっていても大臣に便宜を図ることが最優先だったのでしょう。これも中央省庁の官僚が安倍総理をはじめとする政権幹部の顔色を見て仕事をしている一例のように見えます。もちろん、政権の意向を忖度するのは官僚自身の利益(出世)のためです。

at 06:20, kameriki, 雑感

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