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7人の殺人

 7月6日7人の死刑囚に刑が執行されました。すなわち7人が刑務官によって殺されたことになります。7人はオウム真理教の教祖と元幹部で殺人の罪によって死刑が確定していました。死刑囚であっても「人」に変わりはなく、殺せば殺人です。執行した刑務官は一人ではありませんが、殺人を命じた法務大臣は一人です。日本では死刑制度への支持率が高く法務省は廃止について考えていないようですが、EUを始め諸外国は廃止しています。

 オウム事件について、動機など全容が解明されないままで死刑が執行されたことなどへの批判が上がっていますが、7人という多くの人命を合法的に奪った死刑という制度そのものについても議論されるべきではないでしょうか。法務大臣は職務に忠実だったのかもしれませんが、在任中は執行を認めないとすることも可能であったはずです。記者会見で7人が選ばれた理由やこの時期に執行した理由を答えませんでした。再審請求中の死刑囚への刑を執行した判断の理由を述べない姿は、「慎重にも慎重を重ねた」という言葉の信憑性を疑わせるものでした。

at 07:19, kameriki, 雑感

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