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国際摩擦でプーチン圧勝

 ロシアの大統領選挙では得票率70%を超えプーチン氏が圧勝したとのことです。有力な対立候補がプーチン政権の妨害で選挙に出られなくなったりして、どこまで自由で公正な選挙が行われたかは分かりませんが、プーチン大統領がロシアで国民から高い支持を得ていることは事実でしょう。

 英国でロシアの元スパイと娘が毒物で襲われた事件で、旧ソ連軍が開発したノビチョクという神経に作用する薬物が使用されたことが断定され、ロシアから説明がなされなかったことを理由に英国はロシアの大使館員の一部を国外退去処分としました。それを受けてロシアも英国の大使館員の追放を決め両国の関係は悪化しています。元スパイはロシアで服役して、刑期を終えた後に英国へ渡ったもので、ロシアが暗殺する動機がないと見る向きもありますが、英露関係が緊張することによって、プーチン氏の選挙には有利になったのかもしれません。選挙はクリミア半島が併合された日に合わせて実施され、これは愛国心に訴えてプーチン氏への支持を増やす狙いと言われていました。選挙のために国際関係を利用するのは権力者の常套手段で、トランプ大統領が輸入される鉄鋼とアルミニウムに関税をかけると表明したのは、ペンシルベニア州の補欠選挙のためと言われています。こちらは接戦でしたが、トランプ大統領が応援した共和党候補は敗れたようです

 軍事大国が国内の混乱から国民の目をそらすために国際関係で強い姿勢を示すようになれば、国際社会が迷惑します。安倍首相も同じ誘惑に駆られているかもしれません。幸い日本国憲法が軍事力行使を認めていませんが、安倍さんは憲法改正に熱心です。

at 07:26, kameriki, 雑感

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