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トランプ関税は放置せよ

 トランプ大統領は米国に輸入される鉄鋼とアルミニウムに関税をかける大統領令に署名しました。NAFTAの再交渉が行われている当事国のカナダとメキシコは当面、対象国から除外され、さらに、オーストラリアも除外する方針のようです。日本政府も対象国から除外されるように申し入れているようですが、そのための交渉をすることになれば、米国から法外な要求をされる可能性があります。米国に輸出している日本企業から見れば、関税によって米国での販売に関して価格競争力が下がりますから、日本製品を対象から外してもらいたいと考えるのは当然です。しかし、政府として交渉すれば、米国が国際ルールを無視して導入する理不尽な関税が取引材料になってしまいます。関税によって鉄鋼やアルミニウムを利用する米国の企業にも余分な負担がかかることになり、トランプ大統領の関税に米国全体が賛成しているわけではなく、日本政府としては余計な交渉をせず、当面見守る方が得策でしょう。

 EUは報復関税を検討しているようですが、報復関税で輸入品の値段が上がれば日本の消費者にとってはデメリットになります。安倍政権が米国に歯向かうような報復関税をかけるとは思われませんが、当面放置するのが賢明でしょう。

at 07:19, kameriki, 雑感

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