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北海道新幹線は東北を目指せ

 青函トンネル内での新幹線の走行速度をアップする計画が報道されました。それによって、現在最速で4時間2分の東京−新函館北斗間の所要時間を、3時間台に短縮できるとのことです。新幹線が飛行機から乗客の獲得競争に勝つためには4時間を切ることが重要とのことですが、数分のスピードアップだけで航空機から乗客を奪えるほど単純なことではないような気がします。

 北陸新幹線では富山ー東京間の移動手段が航空機から新幹線にシフトし、富山ー羽田線の存続どころか、この路線に依存していた富山空港の運営さえも厳しくなっています。富山ー東京間を約2時間で移動できる北陸新幹線は北海道新幹線よりも、そのスピードで航空機に対する競争力が高いのは明らかですが、富山ー羽田線はANA一社だけの路線で航空機の価格的な競争力も高いものではありませんでした。羽田ー札幌(新千歳)間にはANAやJALだけでなくLCCも含めた多くの航空会社の路線があり、利便性や価格でも北海道新幹線よりも航空機の競争力が高いものと思います。人口の多い東京から多くの客を獲得し落ち込んだ北海道新幹線の利用客を取り戻したい気持ちは分かりますが、新函館北斗駅から3時間弱で着く仙台など、東北の各駅との連絡で利便性を高めて利用客を増やす方が良いのではないでしょうか。新幹線が北海道と東北のビジネス客の移動を増やして、両者を結び付けることになれば、東京に頼らない地域振興にもプラスになるものと思います。もちろん、この程度のことはJRの担当者も考えていることとは思いますが。。。

at 08:19, kameriki, 雑感

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