イタイイタイ病資料館

 神通川と言えばイタイイタイ病を思い浮かべる人も多いでしょう。4大公害病として多くの人が学校で習った記憶があると思います。富山の農業では米作が多く、早生の「てんたかく」、晩生の「てんこもり」といった富山米のブランドもあります。「富山米って、カドミウム汚染は大丈夫なの?」と思いましたが、もちろん現在は汚染させれていない田で作っており、何の問題もありません。しかし、イタイイタイ病の原因が特定されて汚染物質であるカドミウムを含む鉱山廃液の排出が規制されるまでどれだけ多くの被害者を生み、どれだけ長い時間を必要としたことか。
 汚染土ははぎとって、地中深く埋めその上に稲の根が通らない固い層を作ってさらに表面に汚染されていない土を載せて田を再生しているようです。土壌改良は現在も続けられていて汚染された環境の再生には莫大な費用がかかっています。現在も続けられている土壌改良や患者の存在はイタイイタイ病という公害が決して過去のものではないことを示していますが、認定を巡って裁判が続いている水俣病と異なり被害者と原因企業の三井金属が和解して被害弁償は最終決着を見ています。
 イタイイタイ病の記憶は風化していくかもしれませんが、カドミウムの土壌汚染とその再生は将来への教訓として残しておくべきでしょう。三井金属からの寄付金を建設資金の一部とした富山県立イタイイタイ病資料館が平成24年にオープンしました。施設は運動場や公園、産業ホールなどが並ぶ富山市南部、友杉の「とやま健康パーク」内にあります。入場は無料で駐車場もあります。健康パークの施設として、安眠を誘うスペースや足裏を刺激する突起のある床などもあり、親子で楽しめます。公共交通機関で来ることは難しい場所ですが、富山県もしくは近県の方、ドライブで富山を訪れた方は一度立ち寄ってみてください。

at 09:26, kameriki, 観光

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富山の山王祭

 6月1日は毎年富山の日枝神社「さんのうさん」のお祭りです(山王祭)。さんのうさんは富山の中心市街地にあり、市街地なのに普段閑散としている街にどこからともなく人が集まってきます。通常、5月31日夜(前夜祭)からテキヤさんの露店が並び、6月1,2日と合わせた3日間、付近は交通規制が引かれ溢れる人で賑わっています。
 お祭りは土、日に合わせて行うところも多いのですが、富山の山王祭は曜日に関係なく、毎年同じ日に行われます。今年は、週末に重なっているので、人通りも多いでしょう。富山ではよく「さんのうさん」は雨が降るといわれますが、今年はどうでしょうか。朝方少し降りましたが、今はあがっています。
 ところで、日枝神社または日吉神社は各地にあり、山王祭も各地にあるようです。ホームページによると東京の日枝神社は永田町にあって、今年の山王祭は6月7日から17日にかけて行われるようです。永田町にあるということが歴史的な背景などいろいろと示唆に富んでいる気がします。徳川の時代から「天下祭り」として隆盛を極め、東京の三大祭に数えられるそうですが、知りませんでした。

 富山では普段あまり人混みを経験することが少なく首都圏などに行くと人の多さで疲れてしまうことが多いのですが、さんのうさんでは確実に人混みを経験できます。賑わっている富山を見たい方は、一度さんのうさんにお出かけください。毎年6月1日なので、早くから旅行の計画が立てやすいと思います。

at 10:59, kameriki, 観光

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北陸新幹線と富山観光

 再来年(2014年)に北陸新幹線の開業が予定されています。最近、第2東名の静岡県内区間が開通しましたが、静岡出身の私でも「いつの間に作っていたの?」といった感じでした。おそらく、北陸新幹線も北陸以外の住人にはいつの間に作ったのという感じで、開業を迎えるのではないかと思います。首都圏で行われたアンケートで、開業時期を知っていると答えた人は2割に満たなかったそうです。開業後に利用したい駅は1位が金沢、2位が黒部(仮称新黒部)、3位が富山で、富山の観光地としての知名度はいまいちのようです。私も富山に住むまで、富山県の観光地としては立山黒部の山岳観光ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、住んでみるといろいろな観光地があります。銅器製造など伝統工芸の高岡や彫刻の井波(南砺市)、船で行く庄川峡の一軒宿大牧温泉、氷見や雨晴(高岡市)の海岸など、県内各地にいろいろと観光スポットがあります。富山市内にもいろいろな観光スポットがありますが、お勧めは環水公園です。富山駅北口から歩いて10分もかからないところに、近隣住民の散歩コースとなっているかなり広い空間があります。散歩したり、ベンチでぼーっとするだけでも気持ちの良いところです。是非、一度訪れてみてください。 環水公園

at 08:55, kameriki, 観光

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 北陸の地でもやっとソメイヨシノの開花宣言が出ました。
 昨日は、風速24メートルという先日の爆弾低気圧をほうふつとさせる大変強い風が吹いて、運悪く傘が壊れてしまいました。コントのように一瞬にして骨がバラバラになりましたが、怪我のなかったのが幸いです。今日は打って変わって良い天気で、お花見日和です。江戸時代の豪農の館、内山邸の庭園は富山の桜の名所のひとつですが、今年は梅と桜が一緒に見られるとか。雪が多くて大変な冬でしたが、そのおかげのようです。

 金沢の兼六園も桜の名所ですが、桜の開花に合わせて無料開放があります。一番きれいな時に、多くの人に見てもらおうという何とも太っ腹な企画が毎年あります。商売的に考えると、たくさん人が集まる時期は入園料を高くしそうなものですが、公共施設はなるべく多くの人に喜んで使ってもらおうという考えなのでしょうか。富山の中央植物園でも例年桜の時期の無料開放がありました(今年はイベントが多いので有料とのことですが、それでもいつもより低額の200円。)。北陸の公共施設は太っ腹です。

at 15:29, kameriki, 観光

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チンドンコンクール

 今日から第58回全日本チンドンコンクールが始まります。「チンドンコンクールってなに?」と思われた方も多いでしょう。例年この時期に行われる、富山が誇る春の風物詩、知る人ぞ知るお祭りです。全国からプロのちんどん屋さんと素人の愛好家の方が集まって、技を披露する大会で、コンクールと言っているように審査があって優勝チームが表彰されます。

 金曜日は夜に富山市中心部の城址公園周辺をちんどんマンが練り歩きます。松川の遊覧船でもちんどんを披露します。 ← (本日は、雨のためグランドプラザ周辺に変更) 例年、夜桜を見ながらのちんどんが楽しめるのですが、今年は冬が長くて、花見はまだ無理のようです。 土曜日がコンクール、日曜日がパレードとなっています。天気が心配ですが、コンクールは雨でも屋内で行われます。

 それにしれも、58回目ってすごいですね。近年静岡では、大道芸ワールドカップが盛り上がっていますが、チンドンコンクールは歴史が違います。
 コンクールを見ると、全国に現役のプロフェッショナルなちんどん屋さんが結構おられることに驚きます。子供のころは、近所でも見かけましたが、ずいぶん前から街中でちんどん屋さんを見ることはなくなりました。もちろん、富山でもこの時期以外、街角でちんどんマンを見ることはありません。

at 10:38, kameriki, 観光

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