Autodesk 123D Designのバグ

 無料の3DCADソフトAutodesk 123D Designには解説本に書かれていないバグがあります。123D Designでは作成した立体をいろいろな方向から見ることができますが、その向きを変えるためには画面の右隅にあるView Cubeというものをマウスでドラッグしながら動かします。この動作で突然、描画されている立体の回転が止まらなくなり、やがてパソコンが落ちてしまうということが何度もありました。私のパソコンに問題があるのかと考えていくつかのソフトをアンインストールしたりしましたが、解決しませんでした。フォーラムを見ると、複数の人で同じ現象が確認されていてメーカーの方からバグと認定されていました。タッチパッドとの相性に問題があるようで、デスクトップパソコンで使っている人は経験がないかもしれません。現象が起こったら、View Cubeをクリックして、それからタッチパッドの左ボタンをクリックしたまま(ドラッグ)でカーソルをView Cubeの外に移動してボタンを離すと立体の回転が止まります。うまくいかない時には何度かやるとできるものと思います。焦ってマウスを動かすとそれによって立体が素早く回転し、CPUが処理できなくなってパソコンが落ちる原因になるものと思いますので、抜け出すためには焦らないことが大切です。
 立体の回転が止まらなくなる現象は割と頻繁に起こっていて、抜け出す方法を知るまではこのソフトは使えないと思っていましたが、対処方法が分かれば問題ありません。同じ現象で困っている方がいたら、試してみてください。

at 08:29, kameriki, CAD

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無料の3DCADソフト

 3Dプリンターが話題となっています。プリンターが写真を印刷するようにパソコンからデータを送ると、3次元すなわち立体の造形物が作成されるもので、ヤマダ電機も個人向け3Dプリンターの取り扱いを始め一段と身近になってきました。3Dプリンターで出力するためには3次元データが必要です。インターネットのサイトには公開されているデータもありますが、自分で作ることもできます。そのために使用するのが3次元CADソフトですが、業務用のものは大変高価で個人で簡単に使用することはできません。2次元のCADソフトは日本人が個人で開発したJw_cadやDassault社のDraftSightが無料で使用できますが、3次元ではAutodeskの123D Designというソフトが無料で使用できます。高度な機能は使用できませんが、基本的な機能は備わっていて初心者には使いやすいものです。3次元の画像を表示しますからパソコンはそれなりの性能がないと稼働しませんが、CPU COREi5、6GB RAMで十分動いています。たまに突然落ちることがありますが、多少のトラブルはやむを得ないでしょう。ソフトは英語ですが、それほど難しい用語はありません。
 多くの人が利用していますので、使い方を解説しているビデオなども投稿されていますが、分かりやすい解説本もあります。「自宅で始めるモノづくり超入門」という本で3Dプリンタ―の解説もありますが、Autodesk 123D Designで作るマグカップや椅子などの記載例に従って一通りソフトの使い方を学ぶことができます。一通りコマンドを覚えたら、オリジナルデザインに挑戦するのも、公開されているデータを修飾するのもおもしろいでしょう。
 ディスプレイやプリンターが白黒からカラーになったように、技術の進歩とともに取り扱うデータも2次元から3次元が当たり前の時代に近づいているのかもしれません。

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at 08:27, kameriki, CAD

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Jw_cadの特徴 ―DraftSightとの比較 ―

 CADデータは座標(2次元はX,Y、3次元はX,Y,Z)で点の位置を表し、点と点を結ぶことによって図形を表現することを記したベクトルデータです。結ぶ線が2点であれば線分、3点であれば三角形といった具合で、座標によって線分の長さや向き(角度)なども規定できます。それに対して、写真などの画像やペイントなどで描いた絵は点の集まりでラスターデータといいます。例えば、デジカメで撮影した画像サイズが1280×960と表示されていれば、全部で 122万8800個の点(ドット)の集まりということになります。それぞれの点にRGBの色情報があり、それによって画像を記述しています。ペイントで画像ファイルを開き拡大してみると、画像が小さな正方形(ドット)の集まりとして表示されていることがわかります。

4)座標による描画
 Jw_cadもベクトルデータで記述されていますので、表示されている図形の座標データを取得したり、座標データから図形を描画したりすることは可能ですが、あまり得意ではありません。具体的には、「その他>座標ファイル」というコマンドのメニューから、メモ帳などテキスト形式のファイルに記載したX,Y座標を読み込んで(「ファイル読込」コマンド)図形を描画したり、描画されている図形を指定して「ファイル書込」でテキストファイルに書き出して座標を取得します。
 DraftSightでは、図形のプロパティとして座標(ジオメトリ)が表示されますので、各点の座標を簡単に知ることができます。また、ポリラインというコマンドで、頂点を座標で指定しながら、線を描いていくこともできます。
 

 CADの描画は線の長さや角度などを指定したり画面を見ながら位置関係を指定して行うことが多いので、Jw_cadでは、頂点の座標による描画はあまり使わないと考えているのかもしれません。座標の扱いに関しては、DraftSightの方が高機能です。

 ところで、地積測量図というのを見たことはありますでしょうか? 土地家屋調査士が作成した、登記のために必要な土地の正確な位置と面積を記した測量図です。これに、土地の図面と図面上の各点の座標が記載されています。この座標を用いると、CAD図面に正確な土地の図形を簡単に再現することができます。
 ハウスメーカーや不動産屋などからもらう敷地面積求積図というのもありますが、こちらは土地を三角形に分解して、底辺の長さと高さが記載してあるものです。これから、CAD図面を作成するためには、各三角形を描画していく必要があります。

at 11:26, kameriki, CAD

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Jw_cadの特徴 ―DraftSightとの比較 ◆

3)レイヤーとレイヤーグループ
 前回、操作上の大きな特徴であるクロックメニューについて「2)図形の選択」の中で紹介しましたが、Jw_cadの図面構成上の大きな特徴にレイヤーグループがあります。
 CADソフトは画像編集や描画に使用するその他のソフトと同様に図面の構成要素をレイヤーに分けることが可能です。例えば、図枠、図形、寸法などを別のレイヤーに記載したり、図形の種類ごとにレイヤーを分けることがあります。レイヤー毎に画面表示や印刷する、しないを選択できますので、一つのCAD図面ファイルに複数の部品を描いて、必要に応じて図面を印刷するなどの使い方ができます。DraftSightなどのソフトはレイヤー分けだけが可能ですが、Jw_cadは16のレイヤーグループに分けて、さらに各グループを16のレイヤーに分けることが可能です(合計256通)。DarftSightはレイヤー分けだけですが、作成できるレイヤーはこの数を上回っていて、数の問題ではなく、Jw_cadは2段階で分類できるところが特徴的と言えます。
 Jw_cadはレイヤーグループ毎に縮尺を設定できるようになっていて、異なるレイヤーグループのレイヤーを重ね合わせることで異なる縮尺の図形を混在させることが可能となります。DarftSightではレイアウト空間(Sheet)に複数の表示枠(ビュータイル)を作成して、それぞれに異なる縮尺の図を表示します。

 どちらが良い悪いということはないのですが、同じ目的に使用できるCADソフトなのに、全く使い方が違います。Jw_cadでCADを覚えて、現在DraftSightを練習していますが、Wordが使えれば一太郎もできるだろうという感覚で始めたら、甘くはなかったです。

at 11:40, kameriki, CAD

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Jw_cadの特徴 ―DraftSightとの比較  

 何回かに分けて、Jw_cadの特徴的な使い方を、DraftSightと比較して紹介したいと思います(DraftSightとAutoCADの使い方は類似していると聞いていますが、AutoCADについてはわかりませんのでご容赦ください。)。

1)スナップ
 CADでは、いくつかの線分で多角形を描くときに、それぞれの頂点は2本の線分がちょうど重なり合った状態にある必要があります。お絵かきの描画ソフトでは、見た目が重なっていれば問題ありませんが、CADでは正確に重なり合っていないと、正確な図面となりません。そのために使用するのが、スナップという機能で、既に描画されている点の上に次の図形の頂点を重ねる機能です。Jw_cadではマウスの右クリックで点を選ぶとスナップします。左クリックではスナップしませんが、画面上でカーソルのある位置が選択されますので、画面をよく拡大しないとスナップしているかどうかは確認できません。右クリックで点を選択するというのはあまり使わないので、慣れないと間違える原因になります。DraftSightでは、スナップするモードのOn/Offで切り替えるようになっていて、選択は左クリックです。

2)図形選択
 図形の移動や複写など、多くの機能で図形の選択をしますが、Officeなどのドロー(描画)ソフトでは、マウスでドラッグ(左ボタンを押したままでマウスを動かす)しながら範囲選択します。CADでは選択の開始点で左クリックして終了点で再度左クリックすることで選択します。Jw_cadもDraftSightも同じなのですが、Jw_cadでは少し問題があります。Jw_cadにはクロックメニューといわれるものがあり、マウスの動作でCADの多くのコマンドを呼び出すことができます。慣れると便利なのですが、これを知らずに画面上で図形を選択するつもりでマウスをドラッグするとクロックメニューが起動して、図形選択ができずにいらいらします。これを避けるためには、Jw_cadに慣れるまで設定>基本設定>一般(1)で「クロックメニューを使用しない」にしておととよいと思います。DraftSightでは、ドラッグしても問題ありません。
 図形を追加で選択するときには、Jw_cadはまだ選択されていないもの(表示色が変わっていないもの)を左クリックし、既に選ばれているものを左でクリックすると、選択から除外されます。DraftSightでは、追加・除外はShiftキーを押しながら左クリックします。
 Jw_cadでは図形の範囲選択は終了点で左クリックですが、文字も一緒にを選択するときには右クリックします。DraftSightでは、このような区別はありません。簡単に文字だけを除いて選択できる優れた機能ですが、複写したときに「文字がないー!」となってしまうこともあります。

 今日は、この辺で。

at 17:00, kameriki, CAD

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Jw_cad日影図

 Jw_cadには、日影図を作成するコマンドがあります。これは、建物による影がどこまでできるかを作図する機能です。
 現在、我が家では、カーポートを付けるかどうかを検討しています。家の前に設置すると陽が射さなくなることが心配されますが、日影図を作成して検討することができます。日影図の作成に必要な情報は、建物の外形と高さ、緯度、方向(真北を示す)です。カーポートは通常、長方形なので作図は簡単で、縦、横、高さの情報もメーカーのカタログなどから入手できます。緯度情報は、Google Earthや住所から緯度、経度を調べるサイト(Geocoding)などから得られます。スマホなどGPSの付いた機器があれば、そこからも入手できるかもしれません。真北の方向は、方位磁石での測定やGoogle Earthでの情報などから入手できます。また、敷地を測量した図面などがあれば、真北方向が記載されているものと思います。

 さて、我が家の日影図によるシミュレーションですが、冬至の9時から12時はリビングの窓に少し影ができるのですが、夏至や春分・秋分では影響しないという結果となりました。カーポートの設置に、日影はあまり心配しなくてよさようです。あとは、設置費用の心配が。。。

at 14:44, kameriki, CAD

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Jw_cadの利用方法(2)

 先日の記事で貼り付けたサイコロと蟹の画像は、Jw_cadで作成して、jpgファイルに変換したものです。
 JwwToMFというフリーソフトを利用すると、Jw_cadで作成した図をWindowsのアプリケーションで使用できる画像ファイルに変換することが可能です。

http://www.e-tripod.net/htm-dir/soft.html

 Jw_cadを利用するための便利なフリーソフトをいろいろな方が作っていて、利用させていただくことが可能です。

 CADソフトでは正確な大きさの作図ができるため、洋裁や手芸の型紙作成に使用されることも多いようです。建築図面などではCADソフトで円や円弧以外の曲線を描くことは殆どないのですが、洋裁では必要かもしれません。曲線を描くためにはJw_cadの使い勝手はあまりよくありません。フリーで使用できる2次元CADに、DraftSightという製品もあります。ただし、Jw_cadとはかなり使い勝手が違うので始めはとまどうかもしれません。

http://www.3ds.com/jp/products/draftsight/download-draftsight/


 (ところで、今年の冬は長かったです。4月になって、当地では雪の心配がなくなり、やっと冬タイヤを交換しました。)

at 15:40, kameriki, CAD

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Jw_cadの利用方法

 前回の記事に記載したようにJw_cadは建築業界で図面の作成などによく利用されています。
 では、こういった業務に関係ない人には縁のないソフトでしょうか? なんといっても無料で利用できるソフトですから、誰でも趣味などに使うこともできます。例えば、部屋の模様替えを考えるときに、部屋の図面を書いて実際のサイズの家具の配置などを図面上で確認することができます(CADの先生に聞きました)。現在、私は、自宅の改装計画を図面を描きながら考えています。

 他にもサイコロの展開図を描いたり、イラストの作成(お絵かき)にも使えます。お絵かきは、Word、Excelのdraw(お絵かき)ソフトやペイントなどでもできますが、実際のサイズに合わせた図(例えば1辺3cmのサイコロを作る)を描くにはCADが断然便利です。

サイコロ展開図 蟹イラスト
 コピーや移動はdrawでも使えますが、CADのそれは強力です。サイズを変えたり、傾きを変えたり、反転したりといったことが自由にできますし、位置合わせも容易です。

at 14:16, kameriki, CAD

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Jw_cad

Jw_cadは日本の方が個人で作成された汎用CADソフトで無料で利用することができます。主に、建築業界で建築図面(2次元)の作成などに利用されていて、使い方については多くの解説本が出版されています。解説本にはソフトのCDが付属していることが多いのですが、ソフトは下記Vectorのサイトなどからダウンロードすることも可能です。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/business/se070945.html

このソフトの作者が運営されているJw_cadのページもあります。
http://www.jwcad.net/index.htm

私が受けた訓練では、Jw_cadに関して2冊の本、「やさしく学ぶJw_cad 7」「Jw_cad 7徹底解説[操作編]」、を利用しました。


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感想(2件)



特に「やさしく学ぶJw_cad 7」は初心者にわかりやすく書いてあり、この本に沿って練習すれば一応建築図面が描けるようになっています。ソフトの使い方について解説しているサイトもたくさんありますので、PCに慣れている人は、解説本がなくても自分で使い方を習得できるものと思います。

at 14:02, kameriki, CAD

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CADとの出会い

CADはComputer Aided Designの略で日本語ではコンピューター支援設計と訳されます。もともとの意味には設計が含まれているのですが、一般的には単にPCソフト(CADソフト)を利用して図面を書く意味で使われていることが多いように感じます。

私は機械の製造販売会社に勤めていた際に、設計担当者がAutoCADというソフトを使って図面を書いているのを見ていました。図形を描くという意味では、エクセルなどで線や円、多角形などを書くのと同じなのですが、かなり使い勝手が違います。私がPCの管理をしていたため、設計者からソフトの使い方についても聞かれることがあったのですが、エクセルなどと同じ感覚でメニューからやり方を探しても簡単には行かなかった記憶があります。結局、その会社で私自身がCADを行うことはなかったのですが、退職後Jw_cadというソフトの使い方の訓練を受ける機会がありました。多少は使えるようになりましたので、少しずつ紹介していきたいと思います。

at 13:49, kameriki, CAD

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