地団太を踏む大人

 久しぶりに実家に帰ったら父の認知症がかなり進んでいました。父には私以外にも多くの来客が見えるそうです。椅子が少ないから座れなくてみんな立っているようです。日時を忘れる、食事をしたことを忘れる、服薬ができないと言った症状だけでなく、家の中でも見当識障害が現れ、夜中にトイレに行って寝ていた部屋が分からなくなったり、ドアの位置が分からずに壁の方向に進んで出られなくなったりしています。漏らすことが多くなり紙パンツにしていますが、後ろ前が分からなくて、自分一人で着替えることが難しくなっています。

 夜の10時過ぎに椅子に座ってうとうととしていたところで部屋の布団に入って寝るように声をかけると、夕方と間違い外に出ようとします。元気な時の習慣が思い出されたのでしょう。迷子になりますから一人で外に出す訳にはいきませんし、夜中に外で大声を出されても困ります。夜遅いから外には出られないと制止すると、よほど悔しかったのか大声で外に行くと言いながら地団太を踏んでいました。地団太を踏む大人を始めてみました。認知症の老人ですから駄々っ子と同じなのかもしれません。前日から脱肛のような症状で、痛がってトイレを占拠している状態でしたが、二日間で少し落ち着きました。トイレに行く回数、時間が減り、症状が落ち着くと幻覚も訴えなくなりました。日によってかなり状態に差があるようです。在宅で介護する限界に近付いているのかもしれません。

at 07:05, kameriki, 介護

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介護休載

 介護のため木曜日から月曜日まで4泊5日で実家に行っていて、拙ブログを休載しました。昨年の年末から本年の年始にかけて実家に帰省して以来ほぼ1年振りで、父親の認知症が一段と進んでいました。帰る時には思い出していたようですが、最初は私がだれか分からなかったようです。

 父は朝晩に異なる目薬を点眼、朝食後には錠剤を一錠服用することになっているのですが、認知症の人に薬を飲ませることの難しさを実感しました。朝起きて夜寝る規則正しい生活をしていれば、朝晩に服用させることは比較的簡単ですが、朝起きない、昼寝のはずが次の翌朝まで起きてこないと言った乱れた生活リズムでは、朝晩に服用させることは困難です。幸い、平日はデイサービスに通っていて規則正しい生活ができているので、家にいる土日は無理に起こさず、乱れた生活になってしまいます。無理やり起こして服用させる必要はないと判断して、土日は臨機応変に対応することとしました。結果、土曜は昼食と夕食を取り、昼に点眼と服用、夜に点眼、日曜は昼食だけで、朝点眼、昼に服用、夜の点眼はできませんでした。

 普段の介護者に感謝しながら、短期のピンチヒッターを終えて実家を後にしました。

at 07:30, kameriki, 介護

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ブログ再開

 母の介護のため拙ブログを中断していましたが、2週間で介護を交代し、本日よりブログを再開しました。COVID-19の流行が収束しない中で県をまたぐ移動がためらわれ、普段の介護者の前回の緊急事態に交代要員として携わってから1年近く経っていました。前回は食事の時に車いすに座るだけで、それ以外はおしめをしてベッドでの生活でしたが、今回は昼間車いすで過ごし介助をすればトイレにも行けるようになって、ほぼ以前の生活まで回復していました。母の介護は前回よりずいぶん楽になりましたが、父の認知症が進んでいました。

 帰省をためらう必要がなくなるまでCOVID-19が収束するのはいつになるのでしょうか。

at 08:11, kameriki, 介護

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親の自転車問題

 高齢者ドライバーの加害事故が大きく報道され、高齢の親に如何に免許返納を促すか頭を悩ませている人も多いと思います。私の親は免許を持たず自動車の運転はしていなかったので安心していました。

 介護のために実家に帰っていたら、県の条例で自転車損害保険の加入が義務付けられましたとCMで宣伝していました。父親は今でも自転車に乗っていますが、自転車保険について聞いてみると「そんなものは知らない」とのこと。条例ができたと言っても「誰も説明に来ていない」と訳の分からないことを言っていました。昔から民間の保険が嫌いで生命保険なども一切かけていない人ですから、「保険に入るか自転車の運転をやめるかどちらかにして」と言っても、「どっちもしない」と埒が明きません。

 自転車損害保険について調べてみると、単独でかけるものは年齢制限があり、火災共済や生命保険、自動車保険などの特約として掛けるのが一般的のようです。全てかけていない父親に新たに保険を掛けさせることは難しく、結局、自転車の点検整備をして付けてもらうTSマークの付帯保険で代用することとしました。これで条例の義務はクリアできましたが、TSマークの付帯保険は被害者が死亡か1〜7級の重度後遺障害の時しか賠償責任補償の対象となっていないため、多くの事故では保険金は下りないようです。ネットでも多くの人が不十分と評価していますが、点検を含めて3000円程度で最大1億円補償の赤色TSマーク(1年間有効)をつけられたので、コストパフォーマンスは高いものと思います。対象にならないような事故の場合は自力で賠償する覚悟であれば、赤色TSマークの付帯保険も一つの選択肢でしょう。

 自動車ほどではなくても自転車でも重大な加害事故は起こっていますから、老親の自転車運転は免許返納と同様に放置できない問題でした。保険の加入だけで解決というわけにはいきませんが、条例はいいきっかけになりました。父親が自分から運転をやめるまで事故をおこさないことを祈っています。

at 07:15, kameriki, 介護

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介護交替

 姉の同居家族のコロナ感染疑いで急遽、両親の介護に行っていましたが、予定通り2週間で交替して自宅に帰ってきました。2週間の間に緊急事態宣言が全国に拡大され、都道府県をまたぐ移動の自粛が呼びかけられる中でしたが、自家用車で帰宅しました。なるべく外出を控えて閉じこもるには実家より自宅の方がはるかに適していますので、大型連休の前に帰ってきました。

 今回は姉に症状はなく、幸い家族の症状も回復しましたのでPCR検査は受けられず感染の有無は不明のままですが姉が介護に復帰しました。しかし、全国で感染が拡大していて、姉も私も、訪問介護のヘルパーさんも感染する可能性があり、現在の介護体制がいつ破綻してもおかしくありません。その時を想定して備えるべきとは思いますが、そこまで考えられません。その時が来たらケアマネージャーさんと相談して何とかするしかないでしょう。介護施設などの集団感染で高齢者が亡くなっていて、私の両親にとっても他人事ではありませんが、できることをして起こった結果を受け入れることになるのだろうと思います。

at 07:44, kameriki, 介護

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急遽介護

 母の介護、離れて住んでいることを言い訳に近くに住んでいる姉にまかせっきりにしていました。姉の同居の家族に発熱があり、姉に症状はないのですが、自主的な2週間の自宅隔離で急遽、母の介護を交替することになりました。発熱のあった家族は、帰国者接触者外来に連絡しても「様子を見てください」とのことでPCR検査は受けられませんでしたので、COVID-19感染の有無は分かりません。幸い熱も下がりましたが、無症状の感染者もいますし、症状がぶり返すこともあるようですから、とりあえず2週間は様子を見ます。

 安倍首相がなぜ宣言を躊躇しているのか分かりませんが、東京での感染者の急増は明らかに緊急事態です。我々は感染しないよう感染させないよう、できることをやるだけです。

 

 介護のため2週間、拙ブログをお休みします。

at 06:55, kameriki, 介護

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介護は臨機応変に

 母の介護に行っていた実家から昨日帰ってきて、ブログを再開しました。日曜日に帰ってくる予定でしたが、代わりの介護者がインフルエンザにかかり、二日間延期しました。今回の介護期間には私の身内で不幸があり、急遽、葬儀にかけつけて介護を代わってもらっていましたので、急な予定変更もお互い様でした。

 介護は終了期間の予定が立てられません。臨機応変に対応しながら継続していくしかないものです。そのためにも関わる人を増やし必要な時に交代できる体制が重要と感じました。

at 15:40, kameriki, 介護

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ブログ再開

 母の介護のため約2週間、拙ブログを休んでいましたが、昨日から再開しました。

 身体能力の衰えは否めませんが、デイサービスに通える程度まで回復しましたので、姉に介護を任せて家に戻ってきました。次は、10月に行く予定です。それまでの間、暫くおつきあいください。

at 07:16, kameriki, 介護

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介護休業

 介護に緊急事態はつきものです。

 要介護者の母が、腰痛でデイサービスに通えなくなり、暫く介護のために実家に行くことになりました。拙ブログは明日(8月30日)から暫くお休みします。

at 07:17, kameriki, 介護

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介護休業

 大型連休で実家に帰り、約1か月、母の介護に携わる予定です。その間、拙ブログもお休みして、6月にまた再開する予定です。

at 08:00, kameriki, 介護

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