チャイナリスク

 中国浙江省杭州市の中級人民法院(地裁)で7月10日、日本人男性にスパイ罪などで懲役12年の実刑判決が出されたと報道されています。起訴内容は公開されていませんが、男性は2015年5月、浙江省内の造船所や空軍基地などを撮影したとされて軍事施設周辺で拘束されたそうです。外務省はホームページに「スパイ行為の疑い,軍事施設の写真撮影や未開放地域への侵入,無許可での測量や地質調査等で身柄を拘束されることがあり得ます。最近,中国では,反スパイ法,国家安全法,反テロリズム法,外国NGO管理法が施行される等,国家安全に対する取締りを特に強化しており,2017年4月,北京市では市民による反スパイ行為の手掛かりの通報を奨励するとの規則が制定されました。日本との体制・制度の違いについても,治安への注意と共に,十分に理解することが必要です。」と安全情報を載せています。捕まっても自己責任となるようです。実際、日本政府が中国政府に抗議しても効果はなく已むをえません。

 中国でビジネスをするためには、日中関係の悪化や中国政府の法に依らない取り締まりなど様々なリスクがありますが、スパイ行為に問われるリスクもあるようです。これは、ビジネスだけでなく観光でも起こりうるかもしれません。

at 07:11, kameriki, 雑感

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間に合ったサッカー少年

 冠水して洞窟から出られなくなったタイのサッカー少年とコーチの13人が全員無事に救出されたと報道されました。行方不明になったときから、タイの救助隊だけでなく世界各国から救援隊が駆けつけ13人全員の生存が確認されたときには、多くの人が歓喜したことでしょう。しかし、そこからの救出は簡単なものではなく、救出に当たっていたダイバーが一人亡くなる事故もあり、少年に潜水の訓練をして脱出させる救出方法はとても危険なものに思えました。雨期に入って洞窟内の水位が上がれば救出はより困難になり、長期間になれば洞窟内の少年たちの心身の状態を保つことも困難になることなどを考慮して当局者は救出作戦の実行を決断したのでしょう。結果は大成功でした。

 FIFAは救出が間に合えば閉じ込められたタイのサッカー少年をモスクワ大会の決勝戦に招待すると表明していましたが、決勝戦に間に合いました。少年たちは健康状態のチェックのため入院しておりモスクワに行って決勝戦を観戦することは不可能とFIFAも判断したようですが、FIFAの招待の表明は彼らの励みになっていたかもしれません。

 サッカーは世界各地で愛されていて、パレスチナ難民、シリア難民、ロヒンギャ難民の中にも多くのサッカー少年がいることでしょう。タイのサッカー少年は大々的にマスコミで報道され、世界の関心を集めました。難民の現状についても、報道が増えれば支援も増えるのではないでしょうか。

at 07:39, kameriki, 雑感

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間に合わなかった河川改修

 倉敷市真備町を広範囲に浸水させた小田川の堤防の決壊は「バックウォーター現象」によるものと見られています。小田川は高梁川に注ぎ込む支流で、合流地点で湾曲して流れにくくなっているため、高梁川の水量が増えると注ぎ込みにくくなり小田川の上流側に水がたまって水位が上昇する「バックウォーター現象」が発生したようです。小田川を付け替えて合流地点を流れやすくする河川改修工事が今秋から予定されていたそうです。洪水は予想され、工事は予定されていましたが間に合いませんでした。

 限られた予算の中で、毎年のように各地で発生する自然災害に対してすべてに大規模工事で備えることは不可能かもしれませんが、効果が高い河川改修などは優先されても良いのではないでしょうか。少なくともイージスアショアの予算より優先順位は高いでしょう。国交省はIRより防災と復興に取り組むべきでしょう。

at 07:19, kameriki, 雑感

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平成30年7月豪雨

 気象庁は広島や岡山など主に西日本の広い地域に大きな人的被害をもたらした今回の大雨を「平成30年7月豪雨」と名付けました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災された方にお見舞い申し上げます。この名前を聞いて、「七夕豪雨」を思い出しました。昭和49年の7月7日静岡で発生した集中豪雨です。これまでも毎年のように日本の各地で発生している豪雨災害を見聞きし、自身でも運転中にワイパーが効かないくらいの豪雨を経験したこともありますが、幸いこれまで自身で経験した浸水は七夕豪雨だけです。七夕豪雨の際は家の前の道路も冠水し、場所によってはボートで移動したようですが、その当時住んでいた家は床下浸水で済みました。運が良かったのでしょう。

 地震と同様に豪雨も日本列島どこで発生してもおかしくないものと思いますが、豪雨による被害はどこでも発生するわけではありません。川があふれても浸水するのは低い土地ですし、土砂崩れが起こるのは裏山など崩れる土砂があるところです。地震と違って豪雨は事前に予想できますので、浸水や土砂崩れなどによる物的被害はゼロにできなくても、適切に避難できれば人的被害はゼロにできるはずです。今回の豪雨で3桁に達する多くの死者が出たことはとても残念です。と言っても、実際に自分が事前に避難できる自信はありませんので、住んでいる家が安全であればそれに越したことはありません。地震に対して耐震建築で備えるように、水害に対しては、浸水や土砂崩れの危険性が高い土地を避けることについて真剣に検討すべきかもしれません。これから家を建てる人は、利便性だけでなく災害に対する安全性も考えて土地を選ぶ方がよさそうです。

at 07:44, kameriki, 雑感

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7人の殺人

 7月6日7人の死刑囚に刑が執行されました。すなわち7人が刑務官によって殺されたことになります。7人はオウム真理教の教祖と元幹部で殺人の罪によって死刑が確定していました。死刑囚であっても「人」に変わりはなく、殺せば殺人です。執行した刑務官は一人ではありませんが、殺人を命じた法務大臣は一人です。日本では死刑制度への支持率が高く法務省は廃止について考えていないようですが、EUを始め諸外国は廃止しています。

 オウム事件について、動機など全容が解明されないままで死刑が執行されたことなどへの批判が上がっていますが、7人という多くの人命を合法的に奪った死刑という制度そのものについても議論されるべきではないでしょうか。法務大臣は職務に忠実だったのかもしれませんが、在任中は執行を認めないとすることも可能であったはずです。記者会見で7人が選ばれた理由やこの時期に執行した理由を答えませんでした。再審請求中の死刑囚への刑を執行した判断の理由を述べない姿は、「慎重にも慎重を重ねた」という言葉の信憑性を疑わせるものでした。

at 07:19, kameriki, 雑感

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予想外の交通事故

 交差点を自転車で直進中、右折車と接触しました。幸い自動車がすぐに止まったので、自転車も倒れることなく大きなけがにならずに済みました。信号待ちから発進してすぐで自動車にはそれほどのスピードが出ていなかったので、接触してすぐ止まれたのでしょう。自動ブレーキが働いたのかもしれません。

 運転手の話では、対向車が右折したのでそれに合わせて右折し、直進する自転車(私)には気が付かなかったとのことでした。直進者が優先ですから、直進していた私にはまったく非はないのですが、接近してくる右折車に全く気が付かなかったことがとても残念です。幸い今回は擦り傷程度で済みましたが、命に係わる事故になっていてもおかしくないものです。被害者側から事故を避けることができなかったかについて考えると、右折車は待っているはずとの思い込みがぶつかるまで気が付かなかった原因と思います。信号待ちの際に目の前の信号だけを見ていて、右折してくる車を見ていませんでした。車が静かで、近づく音にも気が付かず、気づいたときには何もできませんでした。

 多くの人は交通ルールに従って運転していますが、人間である以上、過失はゼロにできませんから、事故を起こさないためだけではなく事故に遭わないためにも思い込みを排除して、注意が必要と思いました。

 加害者と共に近くの交番に届けに行ったのですが、身分証などの確認と事情を聞かれた後、現場検証が必要なので、事故現場に行って待つように言われました。現場で110番通報してそのまま待っているのが正しい対処とのことでした。ちなみに交番にいたのは警察官ではなく、交番相談員でした。人手不足でしょうか。

at 08:01, kameriki, 雑感

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分配器とアンテナケーブルで映らない

 パソコンのモニター代わりに安いテレビを買いました。これまで使っていたパソコン用チューナーとテレビを同時に使うためにはアンテナで受信した電波を二つに分ける必要があります。その際に使用するのが分配器です。ちなみに分波器はVHFとUHFの電波を分けるもので間違えると大変です。分波器には一つの入力端子と複数の出力端子が付いています。これまでは部屋の隅にあるアンテナ端子から1本の同軸ケーブルで接続していましたが、分波器を使用して2台で見るためには、入力用1本と出力用2本の3本の同軸ケーブルが必要になります。ケーブルはアナログテレビで使っていた古いアンテナケーブルを流用するつもりで、分配器だけを通販で買いました。

 購入した分配器を介して接続したところ、一部のチャンネル(特にNHK総合)が映らなくなりました。電波の受信強度が低くて映らないようです。分配器で減衰したものと思いましたが、繋ぎ変えて試してみると、どうもケーブルに問題があるようです。家の中で配線するだけの数メートルのケーブルであれば、何を使っても影響するほどの減衰はないものと思っていましたが、アナログテレビ用のアンテナケーブルには地デジで使用するUHFの電波に向かないものがあるようです。

 ホームセンターにケーブルを買いに行きました。家にあった同軸ケーブル1本は使えたので、残り2本が必要です。切り売りのケーブルを買って、家にあったプラグを自分で取り付ければネット通販より安いと考えて、2mのケーブル1本と、もう1本はそのまま使える接栓付きの1mのケーブルを買ってきました。1mのケーブルはネット通販の2mと同程度の価格で、2本分で通販より安いはずでした。家にあったプラグを両端に取り付けて接続すると減衰が大きく使用できません。VHF用のプラグなのかもしれません。結局、翌日再度ホームセンターに行って、F型接栓を二つ購入して取り付け、無事に2台が映るようになりました。最終的には通販より高くなりましたが、勉強になりました。

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at 07:25, kameriki, 雑感

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液晶テレビSU-24TV

 アグレクション社製の液晶テレビを通信販売で購入しました。価格比較サイトの最安値で購入しましたので、実際に商品が稼働するのか心配でしたが、テレビが映って安心しました。安価な商品で高度な機能は期待できませんが、予想外の機能がありました。外部入力端子として、HDMIが2個、D-sub15ピンとPC音声入力端子、AVケーブル用映像、音声入力端子が付いています。もちろん、テレビですからイヤホン端子とアンテナ端子、B-CASカードは付いています。さらに、USB2.0端子が付いていて8GBまでのUSBメモリーを挿して、保存されている画像、映像、音声及びTXTデータを直接再生することができます。USB端子で接続できるのはUSBメモリーだけで録画の機能はありません。

 液晶の映りが悪くなったノートパソコンのモニターを探していましたのでHDMI接続ができることは確認していましたが、本製品にD-sub端子が付いていることは知りませんでした。メーカーのホームページにも詳しいスペックが載っていなかったので、予想外です。テレビというよりは、24インチのパソコンモニターにテレビチューナーが付いていると考えれば、価格の割に高性能とも言えます。しかし、テレビ機能としては、NHKのサブチャンネルが受信できないのが難点です。テレビを立てるための支え(スタンド)は3本のネジで自分で止めるようになっていますが、ネジが甘く不安定で今にも倒れそうです。私は、画面の後ろにあるネジの部分にタコ糸をひっかけてスチール棚の足に結び付けて固定しましたが、使い方に合わせて工夫が必要になるでしょう。ちなみに壁掛け機能はありません。メーカーのホームページに詳細なスペックの表示はなく、販売店の表示も不十分です。よくわからないまま購入しましたが、PCモニターとして使用する当初の目的は達成できました。まだ、購入から1週間ですから、この先、一般的なテレビより早く故障するという心配はありますが、今のところコストパフォーマンス的には満足しています。

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at 07:19, kameriki, 商品レビュー

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皮肉な逆転負け

 サッカーワールドカップロシア大会決勝トーナメント、日本の初戦、対ベルギー戦は2-3で惜しくも敗戦となりました。2-0とリードしてからの逆転負け、ベルギーの決勝点は後半のロスタイムですから選手、監督ともたいへん悔しい結果だったと思います。

 一次リーグの最終戦で、0-1とリードされたまま試合を終了させる戦術をとった西野監督が、2-0とリードしてから守備的になってそのまま試合を終わらせる戦術を取りませんでした。追加点を取れず逆転を許す結果となってしまったのは皮肉です。これが世界との経験の差なのでしょうか。そうだとすれば、決勝トーナメントの1勝は次回大会以降を楽しみに待ちましょう。

 選手、監督、皆さま、お疲れさまでした。

at 06:21, kameriki, 雑感

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皮肉なフェアプレイポイント

 サッカーワールドカップロシア大会で日本代表は一次リーグを1勝1敗引き分けで2位通過となりました。当面の目標であった一次リーグ突破を果たした代表選手や監督に敬意を表します。1勝1分けで迎えたポーランドとの第三戦、日本は勝つか引き分けで一次リーグ2位以内が決まっていました。勝ちに行って、同点で残り時間が少なくなれば引き分けを狙うという戦略と、誰もが思っていたはずです。後半になってポーランドに先制されたところで逆転して勝つことは難しくなりましたが、同点に追いつく可能性はあり、セネガル戦のように追いつくことを期待していました。ところが、同じリーグで2位を争っているセネガルがコロンビアに0-1でリードされたところからおかしくなりました。セネガルが0-1で負ければ、日本が0-1で負けても2位になれるため、日本チームは0-1のままで試合を終わらせる選択をしました。日本とセネガルは勝点、得失点差、総得点で並び、直接対決で引き分けていて、順位を決めるのはフェアプレイポイントと呼ばれる警告数の少なさです。セネガルが同点に追いつけば日本は3位となって一次リーグ敗退となりますが、西野監督はセネガルが追いつく確率よりも日本が追いつく確率が低いと計算したのでしょう。ポルトガルに追加点を取られず、警告(イエローカード)を受けることなく試合を終わらせるため、攻め上がることなくボールを回して時間を消費する戦略に出ました。ブーイングの中で0-1のまま試合が終了し、日本は最終戦に負けましたが一次リーグを2位で通過しました。

 サッカーには引き分けがありますから、試合の終盤に両チームが引き分け狙いで攻めることをせず、時間を消費する戦略に出ることはあります。リードしているチームや引き分け狙いのチームが時間稼ぎをしても、通常は相手チームが攻撃を仕掛けるため、時間稼ぎは簡単ではありません。しかし、負けているチームがそのまま負けることを狙えば、勝っている相手チームが無理に追加点をとる必要はなく、攻防のないまま容易に時間稼ぎができてしまいます。プロスポーツが「見せる」ことを目的としたものであれば、パスの練習のようなボール回しを見せた終盤はほめられたものではありませんが、決勝トーナメントでの試合を見せることがより大きな目標であれば、一次リーグ突破のための戦術として一番確率の高いものです。戦術に徹したチームは見事でしたが、フェアプレイと呼ばれるポイントのために、自ら試合を放棄したような一見フェアに見えないプレイとなってしまったのは皮肉でした。

at 07:24, kameriki, 雑感

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