チンギス・ハーンとその子孫 もうひとつのモンゴル通史

 朝鮮半島から東ヨーロッパまでユーラシア大陸に広大な帝国を築いたチンギス・ハーンを軸にユーラシアの歴史とチンギス・ハーンについて記された書籍です。著者によると「チンギス・ハーンの伝記を書くことは、じつは容易な仕事ではない。」とのことです。その理由としてはモンゴル人が文字を手に入れたのがチンギス・ハーンの時代で、まとまった記録が作られたのが孫の世代、モンゴル語の記録が原形で伝わっていない、征服された国の歴史書ではチンギス・ハーンの人物像はわからない、「元朝秘史」(日本語訳「成吉思汗実録」)はチンギス・ハーン廟の祭神縁起で空想が多く史料として信憑性がないといったことを挙げています。したがって、人物像の描写には著者の主観が大きく影響しているものとは思いますが、元朝秘史にあるクルグタイ・キリトクの挿話から「寛大さと、主君を裏切る者に対する厳格さ」がチンギス・ハーンの「将に将たるの器」と述べています。元朝秘史には毛利元就の三本の矢の教訓に類似したアラン・ゴワの五本の矢の教訓が記されていて、これは毛利元就よりずっと古いそうです。さらに、もっと古く、北アジアでは鮮卑の吐谷渾(とよくこん)王国で5世紀、阿豺(あさい)王が20人の息子に言った19本の矢の話が「北史」に伝えられているそうです。

 私が学校で学んだ世界史ではアジアには古代から栄えた漢民族の国があり、その辺境には中華思想によると野蛮な他民族の国があったというものですが、当時の戦争では馬で移動する遊牧民が強く、強大な遊牧民の諸国の勢力が及ばない辺境でシナが国を作っていたというのが事実のようです。前200年シナの漢王劉邦(高祖)と匈奴の冒頓単于による「遊牧帝国と中華帝国の最初の対決は、遊牧帝国の完全な勝利」で「高祖は、匈奴と友好条約を結び、皇族の娘(公主)を単于に嫁入らせ、毎年決まった額の真綿、絹織物、酒、米、食物を贈る」ことになったようです。著者は「五胡十六国の乱から、隋のシナ統一にいたるまでの三百年近い間に、遊牧民はシナの政治を支配しただけではない。シナの文化もすっかり変えてしまったのである。」と記しています。その例として、仏教経典で見る後漢の時代の漢語と隋の600年の「切韻」という漢字の発音辞典を比べると、二重子音がなくなったりRで始まる単語がなくなったりと発音しやすい簡単なものに変わっていて、漢人が絶滅に近くなり遊牧民の共通語が新しい標準漢語になったと推測しています。

 チンギス・ハーンの子孫フビライ・ハーンが建てた元朝の後、漢人による明朝ができましたが、「明朝のシナは、モンゴル化したシナ」と著者は言います。たとえば、「軍戸」と「民戸」の分類は「モンゴル帝国の、遊牧民と定住民の二重組織そのまま」で、南宋で異端として迫害された儒教を公認したのが元朝、「肉料理や、香辛料を使った味付けや、蒸留酒を飲む習慣。。。麺を食べることも」モンゴル帝国の遺産のようです。

 モンゴル軍は「都市に対しては、まず降伏を要求する。。。開城した都市の住民は、略奪は受けるが、生命は助かる。。。抵抗した都市の住民は、落城のあとで、工芸家と職人を除いてことごとく虐殺される。降伏するか、抵抗するかの違いで、助命か虐殺かの運命が分かれるのである。。。無差別に殺したわけではない。」とのことですが、戦争も取引として行うイスラム教徒やキリスト教徒からの常識と異なっていたため、虐殺が誇大に伝えられ、東方で虐殺が伝えられていないのは記録した漢人が普通のことと考えていたのではと推察しています。

 中国史は遊牧民の歴史のダイナミズムの一部として勉強した方が良いように思いました。

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at 07:22, kameriki, 書籍紹介

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地味に面白い高岡地場産センター

 富山県高岡市は富山県民にはよく知られたモノづくりの街、伝統工芸の街です。銅や錫などの鋳物工業が盛んで、お寺の鐘や仏具のおりんなどの生産では圧倒的シェアを持っています。このような高岡銅器の象徴は高岡大仏ですが、高岡地域地場産業センターにも銅器のサンプルである黄金に輝く巨大な観音像が建っています。この地場産センターには高岡銅器や高岡漆器など高岡の伝統工芸品だけでなく、井波の木彫刻、庄川の挽物木地、越中和紙など富山県内の伝統工芸品が展示されています。これらの展示品の多くには値段が表示されていて、ここで購入することもできます。仏壇仏具屋さんに冷やかしで入って何も買わずに出てくることは勇気がいりますが、ここでは、気軽に入っておりんを眺め何も買わずに出てくることが可能です。その間、店員さんに声をかけられることもありません。購入する場合も、まがい物をつかまされたり不当に高い値段で買わされることもないだろうという安心感があります。地酒や銘菓など地域の特産品も購入可能で、富山土産を購入する目的でも使える店です。

 電車やバスで行こうと思えば交通至便な場所とは言えませんが、国道8号線沿いにあり、無料の駐車場もありますので車で立ち寄りやすい場所です。同じ8号沿いにある道の駅「万葉の里高岡」に行かれた方は、地場産センターにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

at 07:21, kameriki, 富山

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良識ではなく病識の欠如

 歌手のASKAさんが覚せい剤使用の疑いで逮捕されたことを伝えるTBSの夜のニュースで、ASKAさんが入院治療を受けていた千葉の病院で同室だったという覚せい剤依存症男性のコメントが紹介されていました。ASKAさんが自分はいつでも覚せい剤をやめられる、自分でコントロールしているといったことを話していて、病識がないので治療が難しいだろうと言った趣旨のコメントをしていました。覚せい剤による依存症の怖さを伝えている使用者ならではの良いコメントだと思いましたが、残念ながら、コメントを伝える字幕が「病識」ではなく「良識」となっていました。担当者が「病識」という言葉になじみがなく間違ったものと思いますが、コメントが正しく理解されないことになり、とても残念です。「病識」とは字の通り病気であるという意識で、本人に「病識」がなければ、積極的な治療は困難です。覚せい剤の依存症が大変な病気で、自身の力では簡単にやめられないことの自覚がなければ、使用しない状態を維持するための様々な努力を怠り、再び使用してしまうことは容易に想像できます。覚せい剤使用の再犯率が高いのも、そのような背景があるのでしょう。ASKAさんが再び覚せい剤を使用したのが事実であれば、今でも覚せい剤への依存状態にあることは間違いなく、心身ともにボロボロになってしまわないうちに早く「病識」をもって、治療のために努力されることを期待します。

at 08:20, kameriki, 雑感

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こんにゃく入りカレー

 半分使ったこんにゃくの残りをどうしようかと思ったのですが、もともと作る予定だったカレーに入れてしまうことにしました。カレーがまずくならないか少し心配だったのですが、インターネットにはカレーにこんにゃくを入れたレシピがいくつもありましたので、大丈夫だろうと考えました。

 

 材料

  鶏むね肉  200g

  玉ねぎ   300g

  人参    100g

  じゃがいも 150g

  こんにゃく 1/2枚(120g)

  サラダ油  大さじ2

  カレールウ 1/2箱

 

 市販のカレールウに書いてある通りの分量で、各材料を用意し、鍋にサラダ油を引いて炒めます。表示されている量の水を入れ(このルウでは750mL)、煮込みます。ルウを割り入れて溶かし、いも、人参が柔らかくなれば出来上がりです。こんにゃくでカレーの味が変わることはありませんでした。カレー味が強いので、いろいろな食材を入れることが可能なようです。

at 08:01, kameriki, 料理

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今こそ知りたい真田幸村50の謎

 今話題の真田幸村と真田家の歴史について50のテーマを掲げて紹介した歴史読本です。幸村の名を知らしめたのは「真田三代記」ですが、登場する武将のモデルが真田信繁と言われ、幼名は「源次郎」と伝わっています。兄の信之は幼名が「源三郎」で、本書では実は兄弟が逆という説があることを紹介しながら、幸隆の三男昌幸が「源五郎」、四男信伊は「源次郎」と真田家では生まれた順番と一致していない例が他にもあり、「嫡子が狙われる可能性を考え、第一子について、カムフラージュしたのでは」と謎解きをしています。

 大坂冬の陣では真田丸を本拠に真田軍は徳川方に大勝利を収めましたが、真田丸は和議後に取り壊され、夏の陣では茶臼山に本陣を構えます。真田の精鋭部隊は1615年5月6日、家康に狙いを定めて追い詰めますが、家康は「塩川の藪」に逃げ込み土地の人に助けられ肥舟に乗って平野川から逃げたと伝えられているそうです。その後、家康が塩川の農民に感謝して褒美を与えた故事に因んで5月6日が「藪入り」と呼ばれる「奉公人の休日及び、嫁の里帰りの日と定められた」とのことです。

 伊達政宗の先鋒、片倉小十郎重長は幸村の密使に頼まれて敵方である幸村の二男4歳の大八(だいはち)と12歳の阿梅(おうめ)を保護し、阿梅は重長の側室に、その後正室の死後正妻になり、大八は片倉守信を名乗って仙台藩士となったそうです。守信の子、辰信の代から真田姓が許され「仙台真田家」が続いたようです。幸村の兄、信之は徳川秀忠によって上田から松代へ転封させられますが、慎重な藩政によって松代藩は幕末まで絶えることなく真田家が続いたそうです。結果的には戦国の世を乗り切り、徳川の治世にも適応して、松代と仙台で「真田家」を残すことに成功したことになります。本書には、他にも真田幸村に関する多くの話題が掲載されていて、一部は日本史の知識がないと読みにくいテーマもありますが、興味が湧くところだけ読んでも楽しめるでしょう。

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at 07:26, kameriki, 書籍紹介

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円安株高、市場のトランプ評価

 黒田日銀の異次元緩和で始まったアベノミクス、日銀は目標達成に至らないまま緩和政策を継続していますが、アベノミクスが破たんしたことは明らかです。始まった当初は株価が上がったことを成果と喧伝し、円安も輸出企業の業績向上につながるものと政権からは歓迎されていました。トランプ氏が次期米国大統領に当選してから、同じ円安株高が起きています。トランプ氏は主要な経済政策として、TPPからの脱退を真っ先に挙げています。安倍政権はTPPの批准に熱心ですが、トランプ次期大統領の方針でTPPは発行しないことが確定的となってもマーケットは気にしていないようです。株価の上昇を経済政策を測る主要な指標とすると、TPPは関係ないようで、強行に批准しようとしている安倍政権の姿勢は滑稽に見えます。マーケットはトランプ氏の法人税減税やインフラ投資の増大、金融規制緩和などを期待して株価を押し上げているのであって、保護主義的な政策を期待しているのではないと説明されるようですが、少なくとも現状は保護主義的政策を障害と考えていないのがマーケットの評価のようです。

 トランプ氏の予想される外交政策には問題が多く懸念されますが、ISD条項など問題の多いTPPを廃止に追い込むトランプ氏の経済政策は日本の庶民にも好ましいように見えます。もっともトランプ氏はTPPの代わりに二国間協定を推進したいようですので、日米間の協議でISD条項が持ち出されるような事態になって、安倍政権が跳ね返せるのかとても心配です。

at 08:17, kameriki, 雑感

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特殊詐欺対策とナンバーディスプレイ

 突然の電話で金を要求する特殊詐欺、初めは息子のふりをして「おれ、おれ」と電話することから「オレオレ詐欺」、その後「おれ、おれ」と言わない種々の電話詐欺が現れ、共通して現金を振り込ませていた手口から「振り込め詐欺」と呼ばれていました。銀行員の協力など振り込みに対する対策が進み振り込みによる現金授受が難しくなると、宅配便で現金を遅らせる手口などが現れ、総称して「特殊詐欺」と呼ばれるようになりました。いずれの詐欺も見ず知らずの人からの突然の電話で始まることが多く、知らない人からの電話をブロックしたり、「通話を録音します」と警告することが有効な対策となっているようです。電話に出る前から相手を知るためには電話番号の表示が必要です。携帯電話では番号表示が当たり前ですが、固定電話で表示させるためには対応する電話機に加えナンバーディスプレイのサービスに加入する必要があります。NTT西日本では2160円の工事費と毎月432円の利用料がかかるようです。

 迷惑電話対策商品として販売されているパナソニックの電話機を購入し、通話録音機能を試していました。電話をかけた相手に、通話を録音する旨の警告を発してから、呼び出し音が鳴ります。詐欺目的でかけている人には効果があるものと思いますが、いつもかけている家族や友人からの電話にも毎回警告を聞かせるのは少しはばかられるところがあります。登録した電話番号からの通話には録音機能が働かないようにできるようですが、うまくいきません。電話番号で除外する機能を使うためにはナンバーディスプレイの契約が必要でした。よく考えてみればナンバーディスプレイサービスを利用していなければ、電話機が相手の番号を知ることはできず、番号で使い分けることができないのは当たり前でした。携帯電話を使っていると電話番号は表示されるのが当たり前となっていて、固定電話で同じ機能を求めたら有料サービスの契約が必要なことを忘れていました。家に固定電話を引かない人もいるようですが、スマートフォンもしくは携帯電話だけで済ませる人が増えていくのかもしれません。

at 07:19, kameriki, 雑感

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サントリー金麦糖質75%オフ

 サントリー金麦糖質75%オフをコンビニのポイントで入手して飲みました。サントリー金麦はいわゆる第三のビールで、発泡性リキュールに分類されます。金麦はアルコール分5%で100mL当たり43Kcalと表示されています。それに対して、金麦糖質75%オフはアルコール分が4%と低く、エネルギーは33Kcalと表示されていて、これは金麦のエネルギー75%を超えています。糖質に関しては、金麦3.2gに対して0.5-0.8gと表示がありますので、15-25%となって「75%オフ」に嘘はありません。したがって、糖質は「75%オフ」でもダイエット効果には表示ほどインパクトはないでしょう。

 カロリーオフを謳ったビールはまずいことが多いのですが、金麦糖質75%オフは金麦と同様においしく飲めます。わずかでもカロリーは少なくなっていますので、ダイエットを気にしている人には選択肢になるでしょう。カロリーを抑える目的かもしれませんが、私としてはアルコール分が4%と低いのが残念です。

at 08:05, kameriki, 商品レビュー

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親分子分

 トランプ次期大統領と安倍首相が会談しました。安倍首相はトランプ氏が当選後直接会談した初めての外国首脳となったようです。日本の首相が就任前の大統領と会談するのは極めて異例の対応とかで、他国の首脳に先んじたことが得意げに見えます。真っ先に会ったことをトランプ氏が日米関係を重視している表れと見る向きもあるようですが、子分が顔を見せてあいさつしなければと万難を排して親分のもとに駆け付けたように見えてしまいます。安倍首相はフィリピンのドゥテルテ大統領と会った時も相手の嫌がることは言わずに仲良くなることを優先したようですから、トランプ氏が最も与しやすい外国首脳として初めに会うのに適当と思ったのかもしれません。

 トランプ氏が大統領就任後、駐留経費も含めて在日米軍の再編が協議される可能性は高く、安倍首相がどのような立場で協議に臨むのかとても心配です。トランプ氏の顔色をうかがうのではなく、沖縄県民に寄り添って日本の立場を主張してもらいたいものです。

at 07:25, kameriki, 雑感

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戦後の地層

 地理の本ではありません。民主主義や平和と言った当たり前と思われていた戦後の価値観が揺らいでいる雰囲気を感じ、「戦前から積み重なった戦後という『地層』の探検に記者とともに出かけた年間企画」、東京新聞の「戦後の地層」を加筆して一冊としたもののようです。

 「第一章 覆う空気」には「支配層からのあからさまな統制でなく、過度な忖度で、特定の言葉が封じられていく」重苦しい現状が記されています。「上方漫才の父」と呼ばれた漫才作家の秋田実、東大で左翼活動をした後、大阪に戻って戦時中、戦争協力の国策漫才を書きまくっていた過去があるようです。なんでも自由に喋られるようになったはずの現代で、2011年3月19日舞台に立っていた漫才コンビ「おしどりケン・マコ」の二人は劇場支配人から「逃げた方がいい」と言うことを止められ、「原発」「爆発」という言葉は一切使うなとくぎを刺され、「これって国策漫才じゃないの?」と思ったそうです。自身で原発取材を始めマスコミで取り上げられるようになると、広告代理店から「おしどりをテレビに出すな」と圧力がかかり、マネージャーから「仕事は取らない」と宣言され、スケジュールが真っ白になったとのことです。彼らは定期的に自主公演を続け、憲法9条、日の丸・君が代、特定秘密保護法など何でも、目の前のお客様のために喋って笑わせているようです。頼もしく思いました。

 「第二章 長崎・佐世保の七十年」は平和都市としての長崎とかつて戦艦「武蔵」を作り、戦後もイージス艦や魚雷を作っている三菱重工長崎造船所のある企業城下町としての長崎、昭和25年に平和都市宣言を出して軍都からの転換を目指しながら朝鮮戦争の特需で逆戻りした佐世保について見つめています。1992年佐世保に配備された2隻の揚陸艦について米軍の一人の下士官は「米国内の基地が閉鎖になったから」、もう一人は「あれはスプーキットだ」(spooky:「おばけが出そうな古いもの」)、別の米兵は「世界地図を広げて、あっ佐世保が空いてる。そこに行こうってなるんだ。日本が金を出してくれるし。」と言ったことが紹介されています。はじめからアメリカファーストになっている日米安保の現実が記されています。

 「第三章 命と国家」では日中戦争・太平洋戦争で戦没者の60%強は戦闘ではなく餓死したと推定されることから、「食べる」という行為を糸口に取材し、「第四章 和解と愛国」では加害の歴史を直視する戦後和解の試みが困難な状況について記されています。それぞれの章は独立して読むことも可能です。あとがきで東京新聞社会部長瀬口氏は「新聞の役割をただ一つ挙げよ、と問われたら、私は二度と日本という国に戦争をさせないことと答えている。この本は間違いなくその一助になるはずだ。」と記しています。多くの人に読まれることを期待します。

戦後の地層 もう戦争はないと思っていました

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at 07:15, kameriki, 書籍紹介

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