中国が自由貿易、米国が保護貿易

 トランプ氏がメキシコなど米国以外で製造する自動車メーカーに関税をかけると脅し、米国内への投資を引き出しています。実際に関税をかけるのは簡単ではなく、口先介入に終わる可能性もありますが、これまで自由貿易の伝道師だった米国のトップが関税で自国産業を保護しようと主張するのは時代の大きな変化を感じます。通常、輸入品への関税は競争力のない産業を保護するためにかけますので、保護主義的な主張が支持されるほど、米国の産業競争力が低下していると感じている米国民が増えているということでしょう。

 ダボス会議に出席した中国の習近平主席は自由貿易の重要性を訴えました。米国をはじめとして世界各国に安価な製品を輸出して経済成長してきた中国にとって中国製品を締め出すような政策が蔓延することを防ぎたいと考えるのは分かります。それにしても、米国のトップや議会が保護主義的な国と主張する中国の指導者が、保護主義の弊害を訴えているのも不思議な光景です。

at 07:47, kameriki, 雑感

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高齢ドライバーは運転ミスしやすいか?

 高齢ドライバーによる交通事故が増加し、警察庁が対策を強化しています。高齢者が増加し、高齢ドライバーが増加していますから事故が増えるのも当然で、ドライバーの数からみた事故の割合は若年者と大差なく、ことさら高齢ドライバーだけ危ないように報道することはミスリーディングです。しかし、高齢ドライバーによる悲惨な事故が起こっていることは事実ですから、高齢者特有の事故原因があればその対策で事故を減らせる可能性もあります。警察庁は75歳以上の高齢ドライバーに着目した細かい事故分析で、事故のドライバーによる原因ではハンドルの操作ミスやブレーキとアクセルの踏み間違いなど「操作不適」が29%で最多と報告したそうです。この分析を、高齢になると身体機能が衰え反射神経も鈍くなるので、不適切な操作が増え事故につながることが統計的に裏付けられたと見る方もいるかもしれません。しかし、あくまでも割合として操作不適が最多であっただけで、75歳未満と比較して操作不適が多いということを示すことにはならず、高齢者では「操作不適」以外の要因が少ないと見ることもできます。75歳未満では「安全不確認」が23%で最多、漫然運転など「内在的前方不注意」が19%、「操作不適」は15%だったとのことです。高齢者は注意して運転しているため安全不確認や前方不注意などで事故を起こすことが少なく、結果的に「操作不適」が最多事故原因になったと考えることもできます。いずれにせよ操作不適を減らせば、事故を減らせる可能性があり、高性能な自動ブレーキの普及などハード面の整備を進める対策が考えられます。科学的根拠に基づいて高齢ドライバーに限らず、すべてのドライバーの死亡事故が減らせるよう、適切な対策が進むことを期待します。

at 07:52, kameriki, 雑感

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相次ぐ悲しき事故

 福岡の小学校で倒れたゴールの下敷きになって小学生が死亡しました。JR蕨駅では盲導犬を連れた視覚障害のある男性がホームから転落して死亡しました。雪かき中の事故も多発しています。

 それぞれ事故には原因がありますが、なかなか予防できません。雪国では雪を捨てるため、生活道路に多くの側溝があり、雪かきの際には蓋を開けていることも多くあります。側溝へ転落する事故も無くなりませんが、側溝をなくすこともできず、危険性があることを気に留めて生活するしかありません。大雪が降って事故の危険性も増していますが、悲しき事故が増えないことを願っています。

at 08:01, kameriki, 雑感

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県庁所在地が田舎?

 月刊誌「田舎暮らしの本」が発表した「2017年版 住みたい田舎ベストランキング」で富山県南砺市が総合3位にランクされたことを富山のニュースで知りました。このニュースで総合1位が鳥取市と報じられ、鳥取市が「田舎?」と疑問に思いました。地方の人口減少が進んでいますが、仮にも県庁所在地、鳥取県で最も人口の多い市です。田舎の定義は何?と思いましたが、総合4位には県庁所在地で政令指定都市でもある静岡市がランクされていました。南アルプスの山岳地帯まで含まれる静岡市ですから、多くの人が田舎と認める地区も多く存在します。その意味では、「田舎暮らし」ができる市であることは明らかで、ランクされた市町村が田舎ということではなく、「住みたい田舎」がある市町村ということなのかもしれません。人口減少が続く地方に東京から移住する人が増えることは防災や国土の維持、出生率の増加など様々な面で好ましく、このようなランクで東京から地方への移住者が増えれば良いと思います。

at 07:15, kameriki, 雑感

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罪の声

 「グリコ・森永事件」で身代金運搬の指示に使われた子供の声が自分の声であることに気が付いた主人公が、事件への父親の関与を疑い、父親の残したノートのメモを頼りに事件の真相を調べ始めます。昭和の未解決事件の真相に迫る企画として取材を始めた新聞記者は、やがて「罪の声」の本人である主人公にたどり着き、英国で犯人の一人にも面会し、事件の真相を明らかにするまでが描かれています。本書では「グリコ・森永事件」という名前は記載されておらず、もちろん物語はフィクションですが、描かれている物語にはこれこそ事件の真相と思わせるような迫力がありました。

 「グリコ・森永事件」の犯人は事件を計画する前にハイネケン経営者の誘拐事件を調べて、身代金の受け渡しにはリスクが大きく身代金で儲けるのではなく、株の空売りによって利益を得ることを考えたとしています。私は覚えていませんでしたが、ハイネケン誘拐事件は映画にもなった実在の事件で、本書を読んでいると、この事件を調べていた東洋人がいたという物語もありそうなことに思えてきます。現実に事件の真相は不明のままですが、「罪の声」の子供が自分の声であることに気が付いて実際に悩んでいる可能性もあり、子供を犯罪に巻き込むことの問題についても考えさせられました。

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at 07:51, kameriki, 書籍紹介

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TVerで暇つぶし

 テレビ番組のネット配信が本格的に始まっています。民放各社がネット配信する番組を提供するTVerというポータルサイトがあり、ここで様々な番組が見られます。

 富山にはテレビ朝日の系列地方局がなく、石川県への放送波を中継しているケーブルテレビに加入しなければ、テレビ朝日のドラマをリアルタイムで見ることはできませんが、TVerで配信されている番組は誰でも無料で見ることができます。「科捜研の女 正月スペシャル」をこのサイトで見ることができました(この配信は1月12日18:00で終了するようです。)。各社有料配信の番組サイトもあり、どの番組を無料でTVerに配信するかは戦略があるものと思います。見たい番組が配信されているとは限りませんが、BGMのように何となくテレビをつける代わりにTVerの配信番組を流すことも選択肢になります。配信終了期限があるので、「それまでに見なければ」と次々と見ていると他のことができなくなるのでお気を付けください。そこまで夢中になる番組もないかもしれませんが。

at 08:00, kameriki, 雑感

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少女像は無視したら?

 釜山総領事館前に従軍慰安婦の少女像が設置されたことに関して日本政府は抗議の対抗措置を取りました。日韓外交の懸案としての従軍慰安婦問題は先の日韓合意によって一応解決したことになり、合意事項にはソウルの日本大使館前の少女像問題の解決も謳われていることから日本の抗議は国際的にも正当なものと思われるでしょう。しかし、現実問題として弾劾裁判中で職務停止されている朴槿恵政権に解決する意思も能力もないことは明らかで、日本政府は挙げたこぶしのおろし方に困ることになります。少女像は韓国国外も含めてすでに何十か所にも設置されているとのことで大使館前の像が撤去されたところで、問題の解決にはならないように思います。従軍慰安婦問題に関して日本政府は新たに何かを要求された訳ではありませんから、少女像に関しては抗議する程度で過剰に反応しない方が良いのではないでしょうか。日本にメリットのない通貨スワップの協議は中断してもGSOMIAなどの交渉は続けた方が得なように思います。少女像の問題を無視すれば、仮に韓国が新政権になってから従軍慰安婦問題を持ち出してきても、日韓合意ですでに解決済みと冷静な対応をすることができます。問題を蒸し返したい人たちにとっては、無視されることが一番きついでしょう。

 植民地支配の歴史認識や人権問題としての従軍慰安婦問題は日本政府が自主的に取り組むべきことで、今回の日韓合意によって解決済みとして忘れることはできませんが、日韓外交問題に関しては解決済みとして、相手の土俵に乗らない方が賢いのではないでしょうか。お互いの国民の理解によって仲良くできるのが一番良いのですが、領土問題なども抱える隣国同士で理想的な相思相愛の関係が難しいことはよくあることです。次善の策として政府は敵対的にならないようにうまく関係を維持して行く外交が必要ではないでしょうか。

at 06:56, kameriki, 雑感

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高齢者年齢変更は不要

 老年学会と老年医学会が一般に65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上にし、65〜74歳を「准高齢者」とする提言を発表したと報じられました。身体能力や脳卒中罹患率の低下など医学的な立場からの提言とのことですが、もともと法的な高齢者の定義などなく医学的な立場であれば、学会や論文などで専門家が使用する際に75歳以上の区分を使えばよいだけのことです。わざわざ社会に向けて提言をしたところに何か胡散臭い雰囲気を感じます。当事者となる65歳以上には高齢者と思わない、思われたくない人が多いと考えられますので、高齢者の年齢が75歳以上に移っても抵抗は少ないかもしれません。しかし、高齢者を75歳以上として、年金の支給開始年齢を75歳とされたらどうでしょう。提言者は年齢引き上げの提言と社会保障政策とは切り離しているようですが、いずれ社会保障政策に反映させる雰囲気を作ろうとしているような気配を感じます。

 平均寿命も伸びていて、高齢者が元気でいきいきと働ける社会には賛成しますが、高齢者の定義を変える必要はないでしょう。

at 07:20, kameriki, 雑感

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クリアアサヒ初摘みの贅沢

 ビールの味に近い第三のビールクリアアサヒの限定出荷「クリアアサヒ初摘みの贅沢」をコンビニのポイントで入手して飲みました。パッケージに<山形県産ホップ使用>と表示があり、ホップの香りが効いているようです。大変おいしくできていますが、アルコール分は5%です。これで、アルコール分が6%であれば、いうことなしなのですが、ちょっと残念です。

at 08:01, kameriki, 商品レビュー

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介護は続く2

 些細なことですが、母の介護をして初めて気が付いたことがありました。炊事や洗濯など家事を行いますから、冬は手荒れを起こしやすいのですが、トイレ介助をすると手を洗う回数が増えるため、さらに手荒れに拍車をかけることになります。身体介助による腰痛は想像できましたので、なるべく腰を曲げない姿勢で行うよう気を付けましたが、手を洗う回数が増えることは実際に行って初めて気が付きました。あかぎれに苦しみましたが、こまめに薬を塗って対応しました。

 車椅子で室内を移動するため床をフローリングにしました。温暖な当地でも予想外に冷たく、何年もかかっていなかった足の指のしもやけになりました。薬を塗り、スリッパをはいて対処しました。完治はしていませんが、かなり改善しました。いずれも些細なことですが、些細なことの積み重ねで介護に疲れてしまうことはあり得ます。対処できる方法があれば採用し、無理せず我慢せず介護の持続性を高めることが重要と思いました。

at 07:53, kameriki, 介護

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